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2026年5月19日
【施行事例】直葬でも寂しくない、大好きな父へ贈る最高の見送り。次女様と歩んだ「派手好きだった父」へのラストステージ

当初予定していた葬儀社での受け入れが急遽難しくなり、もみじ会館にご依頼いただいた直葬の施工事例です。長女様が行方不明の中、一人で喪主を務められた次女様。長年お父様を介護し、深い悲しみを抱えながらも「派手好きだった父を寂しくない直葬で見送りたい」という願いを叶えた、温かく華やかなお別れの記録です。関東の墓じまいや今後の納骨先探しについても解説。
ご葬儀は、大切な方との最期の別れを告げる、人生において最も重要で厳かな空間です。しかし、時に予期せぬトラブルや状況の急変により、当初予定していた形とは異なる選択を迫られることもあります。特に、大切な方が息を引き取られた直後の混乱の中で、葬儀プランや葬儀社そのものを変更しなければならない事態は、ご遺族にとって大きな精神的負担となります。
今回ご紹介するのは、当初予定していた葬儀社での受け入れが急遽難しくなり、深い不安の中で私たち「もみじ会館」にプロデュースをご依頼いただいたご葬儀の事例です。
お打ち合わせに臨まれたのは、故人様の次女様(喪主)。ご家族の様々な複雑な事情、そして長年お父様を支え続けてこられたからこ所の深い愛情と大きな悲しみを抱えながらも、「大好きな父親を、絶対に寂しくない直葬で見送りたい」という強い、揺るぎない願いを持たれていました。
「派手なものが大好きだった」というお父様のために、一般的な「直葬」の地味で静かなイメージを覆す、温かく、華やかで、寂しさを一切感じさせないお見送りの記録をここに詳しく綴ります。この記事が、同じように限られた条件の中で「最高の形でお別れをしたい」と願うすべての方の光となれば幸いです。
1. 突然の葬儀社変更から始まった、もみじ会館との出会い
予定していた葬儀社での受け入れ不可という試練
万が一の時に備えて、事前に葬儀社を決めておくこと、あるいは目星をつけておく方は近年非常に増えています。今回の次女様も、万が一の時に慌てないよう、元々は別の葬儀社に事前の相談をされていたか、あるいは受け入れの想定をされていました。
しかし、いざお父様が息を引き取られた際、葬儀社側のスケジュールや搬送・安置室の空き状況、あるいはタイミングの不一致など、諸般の事情によりその葬儀社での即時受け入れができないという、まさかの事態に直面してしまったのです。
愛する家族を亡くした直後、精神的にも肉体的にも限界に近い状態の中で、一から葬儀社を探し直さなければならないという不安と焦燥感は、想像を絶するものだったと思います。どこに電話をかければいいのか、お父様のご遺体をどこへお連れすればいいのか、次女様の目の前は一瞬で真っ白になってしまったと言います。
「もみじ会館」への緊急依頼と即座の対応
そのような大きな混乱と深い悲しみ、そして孤立無援の恐怖の中で、次女様はスマートフォンを頼りに私たち「もみじ会館」を見つけ、お電話をくださいました。
「元々予定していた葬儀社さんに断られてしまって……。今からでもお父さんを迎えに来ていただけますか? 対応してもらえるでしょうか……」
お電話口から伝わる次女様の震える声と、背景にある切迫した状況を受け、私たちもみじ会館のスタッフは即座に体制を整えました。お父様を病院へお迎えに上がる寝台車を手配すると同時に、次女様がこれ以上不安にならないよう、お打ち合わせに向けて迅速に動き出しました。
葬儀社の急な変更は、ご遺族にとって二次的なトラウマになりかねないほどのストレスを与えます。だからこそ私たちは、元々の葬儀社様で本来どのようなお見送りをしたかったのか、どのようなお話をされていたのかを丁寧にヒアリングしつつ、次女様が抱える「拒絶された不安」を一つずつ解消していくことを最優先に考え、全力でサポートを開始いたしました。
2. 喪主である次女様との打ち合わせ:背景にある複雑な状況と深い悲しみ
家族のカタチ:長女様の行方不明という現実と孤独な決断
お父様を無事にご安置し、少し落ち着かれたところで、お打ち合わせを進めていきました。その中で、ご家族が置かれている複雑で、かつ非常にデリケートな状況についても丁寧にお話を伺いました。
故人様には二人の娘様がいらっしゃいますが、現在、長女様は長年行方不明となっており、どこで何をしているのか、全く連絡がつかない状態であるとのことでした。警察や関係各所への相談も含め、手を尽くしてこられたものの、お父様の危篤やご逝去という重大な局面においても、ついに連絡を取ることは叶いませんでした。
そのため、次女様がたった一人で喪主を務め、すべての責任を背負ってお父様を送り出さなければならないという状況にありました。身内を頼ることが難しいという圧倒的な孤独感、精度を求められる葬儀のすべての決断を自分一人で下さなければならないという重圧は、次女様の細い肩にどれほど重くのしかかっていたか計り知れません。私たちは、次女様が「一人じゃない」と感じていただけるよう、ただの葬儀スタッフではなく、一人の人間として寄り添うことを心掛けました。
「ずっと面倒を見ていた」からこその深い悲しみと喪失感(グリーフ)
次女様は、お父様の晩年、病気の看病や日々の生活のサポート、介護のすべてをずっと一番近くで、一人で面倒を見続けてこられました。
現代の社会において、一人で親の面倒を見る「シングル介護」の負担は非常に大きく、肉体的にも精神的にも、精度を求められる日々の生活の中でも、決して楽なことばかりではなかったはずです。しかし、次女様のお話から伝わってくるのは、介護の苦労に対する愚痴や不満などではなく、ただただ「これまでずっと一緒にいたお父さんが、いなくなってしまったことへの猛烈な寂しさ」でした。
「ずっと一緒にいるのが当たり前だったから、心に大きな穴が空いたみたいで……。これからどうやって生きていけばいいのか分からないんです」
そう言って、堰を切ったように涙を流される次女様。長年、献身的に看病や介護を続けてこられたご遺族ほど、お別れのあとに訪れる「喪失感(グリーフ)」は深く、鋭いものになります。なぜなら、それまで生活のすべて、人生の中心がお父様のケアであったため、その対象を失った瞬間の虚無感が人一倍強いからです。私たちは、次女様の言葉を遮ることなく、その深い悲しみを受け止め、時間をかけてじっくりとお話を伺いました。
墓じまいとこれからの新しい納骨先探し
お父様が旅立たれた後のこと、つまり「納骨(お墓)」についても大きな課題を抱えられていました。
元々は関東の方に先祖代々のお墓があったそうなのですが、次女様自身がこちら(現在の居住地)でお父様の面倒を見ていること、お参りのしやすさ、今後のご自身の代での維持管理を考慮し、すでに「墓じまい」を予定、あるいは手続きを進めている最中とのことでした。
そのため、お父様が火葬された後、ご遺骨を収める場所がすぐには決まっていない状態でした。関東のお墓に入れることはせず、一度次女様のお手元(自宅)にご遺骨を連れて帰り、気持ちが落ち着いてから、こちらの地域(現在お住まいの近く)で新しい納骨先をゆっくり探すという方針を立てました。
「お葬式が終わったからといって、焦ってすぐにお墓を決める必要はまったくありません。まずはお父様を素晴らしい形で見送り、その後、お父様が喜びそうな場所を、時間をかけて一緒に探していきましょう」とアドバイスさせていただき、次女様も「あぁ、それでいいんですね」と、ホッと胸を撫でおろされていました。
3. 故人様のパーソナリティ:「派手なものが大好きだったお父様」
お葬式のプランを組み立てる上で、最も重要であり、私たちが何よりも大切にしているのは「故人様がどのような人生を歩み、どのような方だったか」を深く知ることです。既存のパッケージプランに故人を当てはめるのではなく、故人の人柄に合わせてプランをカスタマイズしていくのがもみじ会館の流儀です。
次女様に「お父様は生前、どんな性格で、どんなものがお好きでしたか?」と尋ねると、それまでの涙を少し拭いながら、お父様の生前を思い出して、少し微笑みながらこう教えてくださいました。
「父はね、とにかく派手なものが大好きだったんです。地味でしんみりした雰囲気は、絶対に似合わない人でした。いつも明るくて、目立つことが好きで……」
次女様のお口から語られるお父様のエピソードは、どれもエネルギーに満ち溢れたものばかりでした。
お洒落で華やかな服装: 地味な色の服は好まず、どこかワンポイントで鮮やかな色を取り入れたり、少し派手な柄のシャツや帽子をお洒落に着こなしていたこと。
賑やかな場所と人を喜ばせることが大好き: 家族や友人を集めてワイワイと過ごすのが好きで、常に周囲の中心にいるような、太陽のような存在だったこと。
お祭りのような活気: 静けさよりも活気、しんみりするよりも笑っている空間が、何よりもお似合いになるお父様だったこと。
お父様の生前の輝かしいお姿やエピソードを伺ううちに、私たちの頭の中で、一つの明確な方向性が決まりました。「お父様らしい、華やかで明るいお見送りにしなければならない。普通の、お決まりの静かなお葬式では、お父様が天国で退屈してしまう」ということです。
4. 今回のご葬儀テーマ:『大好きな父親を直葬で見送る、寂しくない直葬』
なぜ「直葬(火葬式)」を選ばれたのか
長女様が行方不明であり、次女様お一人(あるいはごく少数の親しい方のみ)で見送るという現在の状況、そして今後の関東の墓じまい費用や、こちらでの新しいお墓の建立手続き、さらに日々の生活や諸手続きにかかる費用を現実的に考慮し、次女様は最終的に「直葬(火葬式)」を選択されました。
直葬とは、お通夜や告別式といった大規模な親族・一般向けの儀式を行わず、病院や安置所から直接火葬場へとお送りし、火葬炉の前で最期のお別れをする、最もシンプルな葬儀のカタチです。
「直葬=冷たい・寂しい」という世間の誤解を解くために
しかし、世間における一般的な直葬のイメージはどのようなものでしょうか。
「お骨にするだけの義務的な作業」「寂しくて可哀想なお葬式」「お金をかけない冷たい葬儀」……そんなネガティブなイメージを持たれることが、未だに少なくありません。インターネットの口コミや掲示板などでも、「直葬にしたら後悔した」という声を耳にすることがあります。
お打ち合わせの中で、次女様もその世間のイメージと、ご自身の現実とのギャップに苦しみ、こう漏らされていました。
「本当は、父の生前みたいに派手に見送ってあげたいんです。でも、私の今の経済状況や家族の形だと、直葬を選ぶのが精一杯で……。直葬だと、やっぱりお父様に寂しい思いをさせてしまうでしょうか? 私が冷たい娘だと思われないでしょうか……」
次女様は、お父様を愛しているからこそ、直葬という選択に強い罪悪感を抱かれていたのです。私たちは、次女様のその目を見つめ、力強くお答えしました。
「次女様、そんなことは絶対にありません。葬儀の素晴らしさは、かけるお金や集まる人数で決まるものではありません。直葬という限られた時間であっても、お父様が大好きな華やかな空間を作ることは十分に可能です。私たちが、世界一寂しくない、お父様が笑顔になるような直葬にしてみせます。安心してください」
この言葉とお打ち合わせを経て、今回のご葬儀の明確なテーマが決定しました。
【ご葬儀テーマ】
『大好きな父親を直葬で見送る、寂しくない直葬』
〜形式はシンプルでも、想いとお花はどこよりも華やかに〜
5. もみじ会館が提案・実施した「寂しくない直葬」のための具体的な5つの工夫
直葬という非常に限られた時間と空間(火葬場でのわずか10分〜15分程度のお別れの時間や、安置室でのひととき)の中で、どうすればお父様らしく「派手で、寂しくない」演出ができるか。
私たちもみじ会館のスタッフ一同は、マニュアル通りの直葬ではなく、次女様の想いを具現化するために知恵を絞り、以下のような具体的なカタチを実現しました。
① お棺の中を劇的に彩る、お父様好みの「華やかで派手なお花」
通常の直葬パッケージに含まれるお花は、白い菊や落ち着いた色合いの切り花が主流で、量も小さなお盆に乗る程度であることが多いです。しかし今回は、お父様の「派手好き」に合わせて、お花の内容とボリュームをガラリと変えました。
鮮やかな暖色系の花々をセレクト: お父様がそれを見ただけで元気になるような、鮮やかな赤、情熱的なオレンジ、輝く黄色、精度を求められるような美しいピンクといった、まるでお祭りの会場や南国を思わせるような華やかなお花を大量にご用意しました。
「お花畑に眠っているよう」な棺内のプロデュース: 火葬直前の短いお別れの時間、お棺の蓋を開けた瞬間、次女様が思わず「わぁ……! すごい……!」と声を漏らすほど、お父様の周りを色鮮やかなお花で埋め尽くしました。白い菊の寂しげな雰囲気は一切なく、まるでお花のベッドで気持ちよくお昼寝をしているかのような空間を作り上げました。
② お父様の愛用品と、派手な「お供え物」の配置
直葬では、火葬炉の環境や環境基準の観点から、副葬品(お棺の中に入れるもの)に一定の制限(燃え残るものや危険物は不可)がありますが、工夫次第でたくさんの思い出を一緒に天国へ持っていっていただくことができます。
お気に入りのお洒落スタイルの再現: お父様が生前特に気に入られていた、少し派手な柄のシャツや、お出かけの際によく被っていたお洒落な帽子を、お顔の近くに綺麗に添えました。
大好きだった食べ物や飲み物で囲む: 「お父さん、これが大好きで、よく美味しそうに食べていたんです」というお菓子や、好んでいたお酒、好物を、次女様の手で直接、お父様の口元や手の近くに納めていただきました。
③ 空間の静けさを払拭する「寂しくないBGM」の演出
火葬場のお別れ室や安置室独特の「シーンとした静けさ」は、遺族の孤独感や寂しさを極限まで増幅させてしまう原因になります。そこで私たちは、火葬場側の許可をいただいた範囲において、お父様が生前よく聴いていた思い出の音楽、あるいはその場の空気がパッと明るくなるようなアップテンポな音楽を、ごく小さな音量で、しかし確かにその空間に流させていただきました。
しんみりとしたお葬式の定番であるお経のテープや悲しいクラシックではなく、お父様が「おっ、いい音楽が流れているな」と天国でノってくれそうな曲を選ぶことで、空間の緊張感を和らげ、次女様が自然とお父様に話しかけやすい雰囲気を作りました。
④ 長年の感謝を伝える、次女様からお父様への「最期の手紙」
長年、お父様の面倒を一番近くで、誰よりも一生懸命に見続けてきた次女様。楽しかった思い出、介護の中で大変だったこと、これからの猛烈な寂しさ、そして言葉では言い尽くせない感謝の気持ち……。そのすべてを、便箋に書き綴っていただきました。
お別れの際、次女様がお父様の前に立ち、その手紙を優しく読み上げる時間を作りました。
「お父さん、ずっと一緒にいてくれてありがとう。私が辛い時も、お父さんの明るさに何度も救われました。これからは一人になって寂しくなるけれど、お父さんが大好きだった私の明るい笑顔を忘れないで頑張るからね。関東のお墓はちゃんと片付けて、こっちの景色のいい場所に、お父さんが寂しくないような新しいお家(お墓)を絶対に作るから、安心して待っててね」
涙で声が震えながらも、しっかりと想いを伝えられた次女様。そのお手紙は、次女様の手でお父様の胸元にしっかりと納められました。文字に込められた深い想いは、間違いなくお父様に届いたはずです。
⑤ スタッフによる「家族としてのサポート」
今回は行方不明の長女様に代わり、次女様がお一人でお見送りをされるという極めて孤独な状況でした。周囲に親戚や友人が大勢いる葬儀とは異なり、一人での火葬場の待合室や移動は、寂しさが身に沁みるものです。
そこで私たちもみじ会館のスタッフは、単なる業務的な進行係ではなく、次女様の「臨時の家族」のような気持ちで寄り添いました。お別れの瞬間はもちろん、火葬を待つ時間も次女様のお隣でお父様の生前の思い出話をお聞きし、少しでも孤独を感じないよう徹底してサポートいたしました。
6. 葬儀当日の様子と、愛に満ちたお別れの瞬間
ご葬儀当日、前日までのどんよりとした曇り空が嘘のように晴れ渡り、お父様のこれからの新しい旅立ちを祝福するかのような、見事な快晴となりました。
火葬場のお別れ室にて、お父様との最期の対面が行われました。
お棺の蓋が静かに開けられ、先述した色鮮やかな南国風のお花とお父様のお気に入りの洋服、帽子、好物に囲まれたお姿を見た次女様は、大粒の涙を流しながらも、どこか安心されたような、救われたような優しい表情を浮かべられていました。
「最初の葬儀社さんにお断りされてしまった時は、本当にどうなることかと思って夜も眠れませんでした。でも、もみじ会館さんにお願いして、こんなに綺麗に、お父さんらしくしてもらえるなんて……想像もしていませんでした。本当に綺麗……」
お一人での見送りではありましたが、お部屋にはお父様の好きな音楽が流れ、スタッフ一同も次女様と共に、心を込めてお父様に最後のお声をかけさせていただきました。
「お父さん、本当にお疲れ様でした。いってらっしゃい!」
次女様の手によって最後の鮮やかなお花が手向けられ、お棺の蓋が閉じられました。火葬炉へとお棺が入っていくその瞬間まで、次女様はお父様のお名前を何度も呼び続け、最後はしんみりとした涙ではなく、温かい拍手でお父様を見送られました。
「派手好き」で賑やかなことが大好きだったお父様にふさわしい、湿っぽさを感じさせない、堂々とした、愛に満ち溢れた最期のお別れの空間が、そこに完成していました。
7. 葬儀を終えて:次女様からいただいた、心温まる感謝の言葉
お骨上げを無事に終え、お父様のご遺骨(骨壷)をしっかりと腕に抱えられた次女様は、数日前のお打ち合わせの時の今にも倒れそうだった沈んだ表情とは異なり、どこかスッキリとした、前を向いたお顔をされていました。お父様を最高の形で送り出せたという達成感と安堵感が、次女様に前を向く強さを与えたのかもしれません。
後日、次女様から私たちもみじ会館へ、大変温かい、スタッフの励みになるメッセージをいただきましたので、ここに大切にご紹介させていただきます。
【次女様からのメッセージ】
「最初は、事前に決めていた葬儀社さんに受け入れを断られてしまい、パニックになって頭の中が真っ白になりました。身寄りもない中で、私一人でどうしたらいいのか分からなくて、自宅で泣いてばかりでした。
でも、もみじ会館のスタッフさんがお電話をしてすぐに病院まで駆けつけてくれて、『大丈夫ですよ、私たちがついています。お父様のために、寂しくない最高のお別れにしましょう』と言ってくださった時、暗闇の中に光が見えたような気がして、どれだけ救われたか分かりません。
父は本当に目立つことや派手なことが大好きな人だったので、もしも普通の、白いお花だけの静かな直葬だったら、天国で『こんな地味なのは俺の趣味じゃない!』って怒っていたと思います(笑)。でも、当日はあんなにカラフルで綺麗なお花でいっぱいにしてくれて、父の好きな音楽やお洋服も用意できて、直葬とは思えないほど温かくて賑やかな時間になりました。
これから、ずっと気になっていた関東のお墓の墓じまいをしっかりと終わらせて、この近くで、父が寂しくないような、お友達がたくさんできそうな明るい納骨先(樹木葬や納骨堂など)を探すつもりです。その時は、お墓のことも詳しいと聞いたので、またもみじ会館さんに相談させてください。私の人生のピンチを救っていただき、本当にありがとうございました」
8. スタッフより:今回の施行事例を振り返って(担当者の想い)
今回のご葬儀を担当させていただき、私たちスタッフ一同も、改めて「葬儀の本質的な価値は、規模の大きさや金額の多寡では決して決まらない」ということを深く、強く実感いたしました。
当初の急な受け入れ不可の連絡、頼れる身内(長女様)の行方不明、そして長年一人で看病と介護をされてきたからこその深い悲しみ。次女様が背負われていた背景や精神的負担は、客観的に見ても非常に重く、過酷なものでした。
しかし、「お父様を大好きなカタチで見送りたい」「寂しい思いだけはさせたくない」という次女様の純粋で深い親孝行の想いがあったからこそ、私たちは「直葬」というシンプルで制限の多い枠組みを超えた、最高のオリジナルプロデュースをすることができました。
直葬は、決して「手抜きの葬儀」でも「冷たい葬儀」ではありえません。
むしろ、無駄な形式や義理義理の付き合いを省き、本当に親しい方だけで、故人様のパーソナリティに徹底的に寄り添い、濃密で純粋な時間を過ごすことができる、非常に自由度が高く温かい葬儀のカタチでもあるのです。
お父様、どうぞ大好きな音楽とお花に囲まれて、安らかにお眠りください。そして次女様、これまでお父様を誰よりも近くで支え続けられたご自身を、どうかたくさん褒めて、労ってあげてくださいね。これから始まる新しいお墓探し(改葬)の手続きに向けても、私たちもみじ会館は今後も変わらず、全力でサポートを続けさせていただきます。
9. もみじ会館が提案する「新しい直葬(火葬式)」のカタチ
私たち「もみじ会館」では、これまでの古いしきたりや形式にとらわれることなく、ご家族の「想い」や「故人らしさ」を第一に考えた新しいご葬儀を提案しています。
予算は現実的に抑えたいけれど、心のこもった温かいお別れがしたい
故人の趣味や人柄を反映した、オリジナルな直葬(火葬式)にしたい
急なトラブルやスケジュールの都合で、他の葬儀社に断られてしまった
身寄りが少なく、一人で喪主を務めるのが不安でサポートが欲しい
葬儀だけでなく、その後の手続きやお墓のことも一括で相談したい
どのような複雑なご事情、状況であっても、私たちもみじ会館にお任せください。私たちは決してお客様を拒みません。あなたと、あなたの大切な方のための「最高のラストステージ」を、真心を込めてお約束いたします。
まずは、どんなに小さなお悩みや不安でも構いません。24時間365日、経験豊富な専門スタッフがあなたのお電話をお待ちしております。
10. 【お役立ち情報】墓じまい(改葬)から新しいお墓探しへの具体的なステップ
今回の次女様の事例でも触れましたが、近年「遠方(関東など)にある先祖代々のお墓を墓じまいして、今住んでいる地域の近くへ改葬(お墓の引っ越し)をしたい」というご相談が、全国的に非常に増えています。特に、核家族化や高齢化が進む現代において、お墓の管理問題は避けて通れない課題です。
お葬式が直葬などでシンプルに終わった後、次女様のように「お父様のご遺骨を一度自宅へ持ち帰り(手元供養)、四十九日や一周忌などの節目に向けてゆっくり次の場所を探す」というのは、時間的にも精神的にも非常に賢明で、現代のライフスタイルに合った選択です。ここでは、今後必要となる具体的なステップと手続きを分かりやすく解説します。
ステップ①:現在のお墓の「墓じまい」手続きと作業
既存のお墓(関東の寺院・霊園)への連絡と相談:
まずは現在のお墓の管理者に「墓じまいをしたい」という旨を伝えます。特にお寺(菩提寺)の場合は、これまでの感謝を伝え、離檀(りだん)手続きや離檀料の相談を穏やかに進めることがトラブルを防ぐコツです。
行政手続き(改葬許可申請書の取得):
お墓を移動させるには法律に基づいた手続きが必要です。現在お墓がある市区町村の役所から「改葬許可申請書」を取り寄せ、必要事項を記入します。その際、現在の墓地管理者から「埋蔵証明書」、新しい納骨先から「受入証明書」を発行してもらう必要があります。
遺骨の取り出しと墓所の更地化(工事):
お墓の魂を抜く「閉眼供養(魂抜き)」の法要を執り行った後、石材業者に依頼してお墓を解体・撤去し、区画を更地にして管理者に返還します。取り出したご遺骨は、新しい場所へ移動させるために綺麗に洗浄(洗骨)や乾燥を行う場合もあります。
ステップ②:新しい地域の納骨先選定(お父様への新しいお家)
今回の事例のお父様のように、「派手好きで、寂しがり屋で、明るい場所が好き」だった故人様には、従来の暗く静かなお墓よりも、以下のような新しく現代的な納骨先の選択肢が非常にマッチします。
| 納骨先の種類 | 特徴とメリット | お父様へのおすすめ理由 |
| 明るい公園型霊園 | 日当たりが良く、緑や噴水などがあり、お散歩感覚でいつでも気軽に立ち寄れる開放的な霊園。 | 静けさよりも開放感があり、寂しさを感じさせない明るい雰囲気でお参りができます。 |
| 華やかな樹木葬 | 墓石の代わりにシンボルツリーや色とりどりの季節の花々に囲まれて眠る、今最も人気の高い自然葬。 | 「お花が大好き」「派手なものが好き」だったお父様にぴったりな、カラフルで美しい空間です。継承者不要のプランも多いです。 |
| 最新の屋内納骨堂 | 天候や季節を気にせず、駅から近い街中などの好立地で、いつでも快適にお参りができるスタイリッシュな施設。 | 次女様が仕事帰りや買い物のついでに「お父さん、来たよ」と頻繁に会いに行けるため、寂しがり屋なお父様が最も喜ぶ環境です。 |
もみじ会館のトータルアフターサポート
私たち「もみじ会館」では、ご葬儀の施行だけにとどまらず、こうした「お葬式の後の課題」である墓じまいの行政手続きの代行サポートや、地域の優良な霊園・樹木葬・納骨堂のご紹介・ご案内についても、専門のアフター供養コンサルタントが丁寧にワンストップでアドバイスを行っております。
「お葬式が終わったら関係が終わり」ではなく、ご遺族がこれからの人生を前を向いて安心して歩んでいけるよう、供養のトータルパートナーとして寄り添い続けることが、私たちの真の使命です。どのような些細なことでも、どうぞお気軽にご相談ください。

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