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2026年3月22日
【完全ガイド】お通夜とお葬式の違いとは?意味、マナー、準備まで徹底解説

突然の訃報に接し、悲しみの中にいながらも、故人へ最後の弔意をきちんと表したいとお考えのことと思います。しかし、「お通夜」と「お葬式」の違いや、それぞれの儀式で何をすべきか、服装やマナーはどうすれば良いのか、いまいち自信がない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、そんなお通夜とお葬式の違いを、それぞれの意味、目的、当日の流れ、参列時のマナー、そして主催者側の準備まで、どこよりも分かりやすく、そして詳しく解説します。この記事を読めば、大切な方への弔いを、自信を持って行うことができるはずです。
お通夜とは?その意味と目的
お通夜とは、故人が亡くなられた日の夜、またはその翌日の夜に、ご遺族や親しい友人・知人が集まり、故人と共に最後の夜を過ごす儀式です。その語源は「夜伽(よとぎ)」、つまり夜を通して故人に寄り添い、冥福を祈ることに由来します。
現代のお通夜は、故人との別れを惜しみ、冥福を祈るとともに、遺族が悲しみを分かち合い、故人との思い出を語り合う場としての意味合いが強くなっています。また、遠方で葬儀に参列できない方が、せめてお通夜だけでも弔問に訪れることができるよう、弔問客を受け入れる役割も担っています。
お通夜の主な儀式内容
お通夜は、一般的に夕方から夜にかけて行われます。主な儀式内容は以下の通りです。
まず、開式時刻になると僧侶が入場し、読経が始まります。この読経は、故人の魂が安らかに旅立てるよう祈るためのものです。読経と並行して、参列者は故人への弔意を表すために焼香を行います。焼香は故人の冥福を祈り、心を清める意味があるとされています。
読経と焼香が終わると、僧侶による法話が行われることもあります。その後、閉式となり、僧侶は退場します。閉式後には「通夜振る舞い」という食事が用意されるのが一般的です。これは、弔問に訪れてくださった方々への感謝を示すとともに、故人との思い出を語り合い、悲しみを分かち合うための時間です。通夜振る舞いは、故人と最後の食事を共にするという意味合いも持ちます。
近年では、時間の制約や参列者の負担を考慮し、通夜振る舞いを省略したり、簡単な軽食のみを用意したりするケースも増えています。
お葬式とは?その意味と目的
お通夜が故人との別れを惜しみ、遺族が故人と過ごす最後の夜であるのに対し、お葬式(葬儀・告別式)は、故人が生前お世話になった方々へのお別れの場であり、社会的な区切りをつけるための重要な儀式です。故人の冥福を祈り、遺族が故人の死を受け入れ、社会の一員として新たな一歩を踏み出すための区切りとなる意味合いも持ちます。
一般的に、お葬式は故人が亡くなられた翌々日に行われることが多く、日中に行われます。故人の生前の功績を称え、弔意を表すとともに、遺族が悲しみを乗り越えていくための大切な時間でもあります。
お葬式の主な儀式内容
お葬式は、主に以下の流れで執り行われます。宗教・宗派によって内容は異なりますが、ここでは一般的な仏式葬儀を例に解説します。
まず、開式が宣言されると、僧侶による読経(どきょう)が始まります。故人の冥福を祈り、供養するための大切な時間です。読経と並行して、参列者は焼香(しょうこう)を行います。故人への敬意と弔意を表す行為であり、遺族への挨拶もこの際に行われます。
読経や焼香が終わると、故人の生前の友人や同僚などから故人への感謝や思い出を語る弔辞(ちょうじ)が読み上げられ、遠方で参列できない方からは弔電(ちょうでん)が披露されます。これらは故人の人柄を偲び、故人との別れを惜しむためのものです。
全ての儀式が終わると、故人との最後のお別れとなる「お花入れの儀」が行われます。棺を花で飾り、故人の顔を見ながら別れを告げる時間です。その後、出棺(しゅっかん)となり、霊柩車で火葬場へ向かいます。火葬場では、遺族やごく親しい関係者のみが立ち会い、故人の遺体が火葬されます。火葬後には、遺骨を骨壺に納める「骨上げ(こつあげ)」が行われ、故人との全ての別れが完了します。
お通夜とお葬式の決定的な違い
お通夜とお葬式は、故人との別れを告げる大切な儀式ですが、その意味合いや役割には明確な違いがあります。ここでは、両者の決定的な違いを多角的に比較し、それぞれがどのような儀式であるかを具体的に解説します。
項目 | お通夜 | お葬式・告別式 |
|---|---|---|
時期 | 亡くなった日の夜、またはその翌日の夜 | お通夜の翌日 |
時間帯 | 夕方から夜間(18時~19時開始が一般的) | 日中(午前中~午後にかけて) |
目的 | 故人との別れを惜しみ、冥福を祈る最後の夜 | 故人を弔い、社会的に見送る儀式 |
参列者 | 親族、近親者、特に親しかった友人・知人 | 親族、友人・知人、会社関係者、一般会葬者 |
服装 | 急な場合は地味な平服でも可、通常は準喪服 | 正喪服、準喪服 |
通夜振る舞い | 食事の席が設けられることが多い | 基本的に食事の席はない(精進落としは別) |
宗教儀式 | 読経、焼香が中心 | 読経、焼香、弔辞、お別れの儀、出棺など |
場所 | 自宅、葬儀場の安置室、斎場など | 葬儀場の式場、寺院など |
時間帯と参列者の範囲
お通夜と告別式では、儀式が行われる時間帯と、参列が想定される方の範囲に大きな違いがあります。
お通夜は、故人が亡くなった日の夜、またはその翌日の夜に執り行われるのが一般的です。夕方から夜間にかけて行われ、故人と最後の夜を過ごし、別れを惜しむという意味合いが強い儀式です。そのため、参列者は主に親族やごく近しい友人・知人に限られることが多いです。急な訃報で遠方からの参列が難しい場合など、無理に駆けつける必要はないとされることもあります。
一方、お葬式・告別式は、お通夜の翌日の日中に執り行われます。故人を社会的に見送る儀式であるため、親族や近親者に加え、友人・知人、会社関係者、地域の方々など、故人と関わりのあった多くの人が参列します。
服装のマナー
お通夜と葬儀では、服装のマナーにも違いがあります。
お通夜の場合、急な訃報で準備が間に合わないことも考慮され、地味な色の平服(ダークスーツやアンサンブルなど)でも許容されることがあります。ただし、これは「取り急ぎ駆けつける」という状況での話であり、通常は準喪服を着用するのが一般的です。女性の場合、急な参列で喪服の用意が間に合わない際は、黒やグレーなどの地味な色のワンピースやスーツでも問題ないとされていますが、派手なアクセサリーは避けるべきです。
お葬式・告別式の場合は、より厳格なマナーが求められます。親族は正喪服、一般の参列者は準喪服を着用するのが基本です。男性はブラックスーツに白シャツ、黒いネクタイ、女性はブラックフォーマルと呼ばれるワンピースやアンサンブル、スーツを着用します。
儀式の目的と意味合い
お通夜とお葬式は、どちらも故人を弔う儀式ですが、その目的と意味合いは異なります。
お通夜は、「故人と共に過ごす最後の夜」という意味合いが強く、遺族や親しい人々が故人の傍らで別れを惜しみ、冥福を祈る時間です。かつては一晩中灯りをともして故人を見守る習慣がありましたが、現在では数時間で終える半通夜が一般的です。悲しみを共有し、故人との思い出を語り合う場としての側面も持ちます。
対してお葬式・告別式は、「故人を社会的に見送り、弔う儀式」です。故人が生前お世話になった方々が最期のお別れを告げ、故人の冥福を祈ります。宗教的な儀式を通じて故人の魂を送り出し、遺族が故人の死を受け入れ、社会的な区切りをつけるための重要な儀式と位置づけられます。告別式は、宗教儀式であるお葬式とは別に、故人と縁のあった人々が別れを告げるための場として設けられることが一般的です。
参列者として知っておくべきマナー
お通夜やお葬式に参列する際、故人への弔意とご遺族への配慮を示すためには、適切なマナーを身につけておくことが大切です。ここでは、参列する際に特に注意したい基本的なマナーについて解説します。
服装の基本
葬儀における服装は、故人やご遺族への敬意を表す大切な要素です。一般的に「喪服」と総称されますが、その中でも格式によって「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類に分けられます。
お通夜では略喪服、お葬式では準喪服を着用するのが一般的です。男性はブラックスーツに白シャツ、黒のネクタイと靴下が基本。女性は黒のアンサンブルやワンピース、スーツに、ストッキングと黒のパンプスを合わせます。アクセサリーは結婚指輪以外は控えめにし、真珠の一連ネックレスや一粒イヤリング程度に留めましょう。光沢のある素材や華美なデザインのものは避け、バッグも金具が目立たない黒色のものを選びます。
香典の準備と渡し方
香典は、故人への供養の気持ちを表すとともに、ご遺族の負担を軽減するためのものです。金額は故人との関係性によって異なり、友人・知人であれば5,000円〜10,000円、親族であれば10,000円〜100,000円が目安とされています。不祝儀袋は、宗派に合わせて選び、表書きは「御霊前」と書くのが一般的ですが、仏式で四十九日を過ぎている場合は「御仏前」とします。氏名は水引の下にフルネームで記入し、中袋には金額と住所・氏名を忘れずに書きましょう。香典は袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付で「この度はご愁傷様でございます」と一言添えて、両手で渡すのがマナーです。
弔辞・弔電
弔辞は、故人との関係が深かった方や、ご遺族から依頼された方が故人への追悼の言葉を読み上げるものです。依頼された場合は、故人との思い出を交えつつ、ご遺族に配慮した言葉を選ぶことが重要です。弔電は、事情があって参列できない場合に、電報で弔意を伝える手段です。葬儀開始時刻までに届くように手配し、宛名は喪主の方の氏名をフルネームで記入します。いずれの場合も、後述する「忌み言葉」を使わないよう注意が必要です。
焼香
焼香は、仏式の葬儀において、故人への供養と自身の心を清めるために行われる儀式です。一般的な作法としては、まず焼香台の前で僧侶とご遺族に一礼し、香炉の前に進みます。右手で抹香をつまみ、目の高さまで持ち上げてから、静かに香炉の中に落とします。この動作を1〜3回繰り返しますが、宗派によって回数や作法が異なるため、不安な場合は周りの方に合わせるか、係の方に尋ねると良いでしょう。焼香後は合掌し、再びご遺族に一礼して席に戻ります。
忌み言葉
葬儀の場では、不吉な出来事を連想させたり、不幸を繰り返すことを想起させる「忌み言葉」を避けるのがマナーです。例えば、「重ね重ね」「たびたび」「次々」といった重ね言葉や、「追って」「続いて」といった不幸が続くことを意味する言葉は避けましょう。また、「死ぬ」「死亡」「生きる」などの直接的な表現も避けるべきです。代わりに「ご逝去」「永眠」「生前」など、より丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。
主催者側が準備すること
ご家族や近親者の訃報に接し、深い悲しみの中で葬儀の準備を進めることは、心身ともに大きな負担を伴うことと思います。しかし、故人様を安らかに見送るためには、いくつかの手続きや手配が必要となります。ここでは、主催者として準備すべき主な事項を順を追って解説します。
葬儀社との打ち合わせ
葬儀の準備において、葬儀社選びは非常に重要です。信頼できる葬儀社を選ぶことで、精神的な負担を軽減し、スムーズに葬儀を執り行うことができます。打ち合わせでは、まず葬儀の形式(一般葬、家族葬、直葬など)や予算を伝え、それに合わせたプランを提案してもらいましょう。
具体的には、以下の点をしっかり確認してください。
プラン内容と費用: 提示された見積もりの内訳を細かく確認し、追加費用が発生する可能性のある項目も把握しておきましょう。
日程と会場: 故人様の搬送から安置、通夜、葬儀・告別式、火葬までの大まかなスケジュールを決定します。
火葬場の予約: 火葬場の空き状況を確認し、予約を進めてもらいます。
遺影写真の準備: 故人様らしい写真を選び、葬儀社に渡します。
返礼品・供花の手配: 参列者への返礼品や、祭壇に飾る供花について相談します。
複数の葬儀社から見積もりを取り、比較検討することも大切です。費用の内訳が明確で、担当者の対応が丁寧な葬儀社を選ぶことをおすすめします。
宗教者への依頼
故人様の信仰する宗教・宗派がある場合は、その宗教者(僧侶、神父、牧師など)に葬儀の依頼をします。菩提寺がある場合は、まずそちらに連絡しましょう。もし特定の宗教者がいない場合は、葬儀社に紹介してもらうことも可能です。
依頼する際には、葬儀の日程や場所を伝え、読経や説教、儀式の進行について相談します。また、宗教者へのお布施や謝礼についても確認しておくと安心です。地域や宗派によって異なりますが、一般的にはお通夜から葬儀・告別式、火葬までの一連の儀式に対して、お布施をお渡しするのが通例です。お布施は、奉書紙で包むか、白い封筒に入れて渡すのがマナーとされています。
返礼品・会葬礼状
葬儀に参列してくださった方々へ感謝の気持ちを伝えるため、返礼品と会葬礼状を準備します。
会葬礼状: 参列者へのお礼の言葉を記したもので、葬儀当日にお渡しするのが一般的です。文面は定型文もありますが、故人様の人柄を偲ばせるような一文を加えることも可能です。
返礼品(香典返し): 香典をいただいた方へのお返しです。当日返し(葬儀当日に一律の品物を渡す)と、後日返し(四十九日法要後に香典の半額程度の品物を贈る)があります。品物としては、お茶や海苔、洗剤などの「消えもの」が選ばれることが多いです。葬儀社と相談して、適切な品物を選びましょう。
火葬許可証の手続き
火葬を行うためには、「火葬許可証」が必要です。これは、故人様が亡くなられてから7日以内に役所へ「死亡届」を提出することで発行されます。死亡届には医師が作成した「死亡診断書(死体検案書)」を添付する必要があります。
手続きは複雑に感じるかもしれませんが、多くの場合、葬儀社が代行してくれます。葬儀社に依頼する場合は、死亡診断書を預け、手続きに必要な情報を伝えるだけで済みます。火葬許可証は火葬の際に必要となる大切な書類ですので、紛失しないよう注意しましょう。火葬後には、埋葬許可証として扱われることになります。
宗教・宗派による違い
お通夜やお葬式の形式は、故人や遺族が信仰する宗教・宗派によって大きく異なります。それぞれの宗教が持つ死生観や儀式に対する考え方が反映されるため、参列する際にはその違いを理解し、適切な対応を心がけることが大切です。ここでは、主な宗教・宗派における葬儀の特徴を見ていきましょう。
仏式
日本で最も一般的なのが仏式葬儀です。故人が仏の弟子となり、成仏することを願う儀式で、一般的に通夜と葬儀・告別式が行われます。僧侶による読経、故人の生前の行いを讃える弔辞、そして焼香が主な儀式内容です。焼香の回数や作法、読経の内容は宗派によって細かく異なります。例えば、浄土真宗では「故人はすぐに成仏する」という考えから、他の宗派とは異なり焼香の作法が簡略化されていたり、故人の冥福を祈る「引導」の儀式がない場合もあります。曹洞宗では座禅の要素が取り入れられることもあり、それぞれの宗派の教えに基づいた儀式が執り行われます。
神式
神道における葬儀は「神葬祭(しんそうさい)」と呼ばれ、仏式とは全く異なる形式で行われます。神道では死を「穢れ(けがれ)」と捉えるため、自宅や斎場で行われることが多く、神社では行われません。故人の魂を家の守り神とする考えが根底にあり、仏式の焼香に代わって「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」という儀式が行われます。これは、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)を付けた玉串を神前に捧げ、二拝二拍手一拝の作法で故人を祀るものです。拍手の際には音を立てない「しのび手」で行うのがマナーです。
キリスト教式
キリスト教の葬儀は、故人の死を「神のもとへ帰ること」と捉え、悲しみの中にも希望を見出す儀式です。カトリックとプロテスタントで多少の違いはありますが、一般的には通夜にあたる「前夜式」と、葬儀・告別式にあたる「葬儀式(または告別式)」が行われます。主な儀式は、聖書の朗読、賛美歌の斉唱、牧師(プロテスタント)や神父(カトリック)による祈りや説教です。仏式の焼香に代わって「献花」が行われ、白いカーネーションなどの花を献花台に捧げます。お悔やみの言葉も「この度は誠にご愁傷様でございます」ではなく、「安らかな眠りをお祈りいたします」など、キリスト教の教えに沿った言葉を選ぶのが適切です。
無宗教葬
近年増加しているのが、特定の宗教儀式にとらわれない「無宗教葬(自由葬)」です。故人や遺族の意向を尊重し、形式や内容を自由に企画できるのが最大の特徴です。宗教者を呼ばず、読経や焼香、献花といった儀式も行いません。故人の好きだった音楽を流したり、故人の思い出を語り合う時間を設けたり、生前の写真を飾ったりするなど、故人の人柄を偲ぶことを重視した温かい葬儀が多く見られます。形式にとらわれず、故人らしいお見送りをしたいと考える方に選ばれていますが、参列者にとっては慣れない形式であるため、事前に内容をしっかり伝える配慮も必要です。
近年の葬儀の多様化
近年、葬儀の形式は多様化しており、個々の事情や故人の遺志に合わせて様々な選択肢が選ばれるようになりました。特に「家族葬」や「直葬(火葬式)」は、費用や時間の負担を軽減しつつ、故人との最期の別れを大切にしたいというニーズから広く普及しています。これらの形式は、従来の「お通夜」や「お葬式」のあり方にも影響を与えています。
家族葬
家族葬とは、親族や生前親しかった友人など、ごく限られた人たちだけで執り行う葬儀のことです。一般的な葬儀のような大規模な会葬者を招かず、身内だけで故人を見送ることを目的としています。
家族葬の大きなメリットは、参列者への対応に追われることなく、ゆっくりと故人との別れの時間を過ごせる点です。また、参列者の人数が少ないため、飲食費や返礼品などの費用を抑えられる傾向にあります。一方でデメリットとしては、故人と親交のあった方が参列できなかったことによる後日の弔問対応が必要になる場合があること、また、地域によっては「密葬」と誤解され、良く思われない可能性もゼロではありません。家族葬においても、多くの場合でお通夜と葬儀・告別式は行われますが、その規模は大幅に縮小されます。
直葬
直葬(ちょくそう)とは、「火葬式」とも呼ばれ、お通夜や葬儀・告別式といった宗教的な儀式を省略し、ご遺体を直接火葬場へ搬送して火葬のみを行う葬儀形式です。病院などから直接火葬場へ向かい、火葬炉の前でごく簡単な読経や焼香を行う程度で済ませることが一般的です。
直葬の最大のメリットは、費用を大幅に抑えられることと、短い時間で葬儀を終えられる点にあります。故人の希望や経済的な事情から選択されることが多いです。しかし、お通夜や葬儀を行わないため、故人とゆっくりお別れする時間が少なくなってしまうというデメリットもあります。また、親族や知人から「なぜ葬儀を行わないのか」と理解を得られないケースや、後から故人を偲ぶ場を求める声が上がる可能性も考慮しておく必要があります。後悔しないためには、事前に親族とよく話し合い、故人との別れ方をどうしたいかを明確にしておくことが大切です。
よくある疑問を解決!
訃報に接した際、多くの方が抱くであろう具体的な疑問について解説します。これらの疑問を解消することで、故人への弔意を適切に表し、安心して儀式に臨めるでしょう。
お通夜とお葬式の両方に参列すべき?
お通夜とお葬式の両方に参列するかどうかは、故人との関係性やご自身の状況によって判断が異なります。一般的には、故人との関係性が深く、親しい間柄であれば両方に参列することが多いです。
どちらか一方に参列する場合: 遠方にお住まいの方や仕事の都合など、やむを得ない事情がある場合は、どちらか一方に参列しても失礼にはあたりません。一般的には、お通夜の方が参列しやすい傾向があります。
両方に参列できない場合: 参列が難しい場合は、弔電を送ったり、後日改めて弔問に伺ったり、香典を代理の方に託すなどの方法で弔意を伝えることができます。大切なのは、故人と遺族への気持ちを伝えることです。
喪服はいつから着る?
喪服を着用するタイミングは、一般的に「お通夜」と「お葬式・告別式」からとされています。
お通夜: 訃報を受けて急いで駆けつける場合は、地味な平服でも問題ありません。ただし、通夜振る舞いまで参加するなど、ある程度滞在する場合は略喪服(ダークスーツや地味なワンピース)を着用するのが適切です。
お葬式・告別式: こちらは正喪服または略喪服を着用するのがマナーです。
子どもの服装: 子どもが参列する場合は、学校の制服があれば制服を着用し、ない場合は黒や紺、グレーなど地味な色の服を選びましょう。
訃報から時間がなく、喪服の準備が間に合わない場合は、無理に用意するよりも、手持ちの最も地味な服装で参列し、遺族に一言お詫びを伝えるのが良いでしょう。
弔辞は誰が読む?
弔辞は、故人との生前の関係が深く、故人の人柄や功績をよく知る方が、故人への追悼の言葉を述べるものです。
依頼される人: 故人の友人代表、職場関係者(上司や同僚)、学生時代の恩師などが依頼されることが一般的です。遺族から直接依頼されることが多いでしょう。
準備: 依頼された場合は、故人との思い出や人柄を偲ぶ言葉を、簡潔にまとめて用意します。読み上げる時間は3分程度が目安です。
辞退する場合: やむを得ない事情で辞退する場合は、早めに遺族にその旨を丁寧に伝えましょう。
まとめ:違いを理解し、故人へ最後の敬意を
この記事では、お通夜とお葬式のそれぞれの意味や目的、決定的な違いから、参列者として知っておくべきマナー、そして主催者側が準備すべきことまで、幅広く解説してきました。また、宗教・宗派による違いや、近年多様化する葬儀の形式についても触れ、皆様が抱える疑問を解決できるよう努めました。
お通夜は故人との別れを惜しみ、夜を通して見守る儀式であり、お葬式は故人をあの世へ送り出すための、社会的な区切りとしての儀式です。それぞれの目的を理解することで、故人への最後の敬意を適切に表し、遺族の方々への配慮を示すことができるでしょう。
突然の訃報は、誰にとっても予期せぬ出来事であり、悲しみの中で多くの決断を迫られるものです。しかし、この記事を通して、お通夜とお葬式の違いやマナー、準備について正しい知識を得られたことで、不安が少しでも軽減され、いざという時に落ち着いて対応できる自信につながったなら幸いです。故人との最後の時間を心穏やかに過ごし、温かいお別れができるよう、この記事が皆様の一助となれば幸いです。
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