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2026年2月27日
福岡の終活:エンディングノートの書き方・入手先・遺言との違いを分かりやすく解説

「人生の最期を、大切な人への想いを込めて、納得のいく形で締めくくりたい」
そう願うのは、福岡にお住まいのあなたも同じではないでしょうか。親の終活を経験したり、身近な人の死に触れたりして、ご自身の「終活」について考える機会が増えたかもしれません。しかし、「終活」と一口に言っても、具体的に何をすれば良いのか、どこから手をつければ良いのか、迷ってしまうことも多いはずです。
特に「エンディングノート」という言葉は耳にするけれど、「本当に必要なの?」「どうやって書くの?」「どこで手に入るの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。そして何より、「後悔だけはしたくない」という強い想いを抱えているのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消し、福岡という地域で「後悔しない終活」を実現するための一歩を力強くサポートします。エンディングノートの具体的な書き方から、福岡県内での入手方法、さらには遺言書との違いまで、分かりやすく丁寧に解説していきます。
この記事を読めば、あなたも「エンディングノート」を効果的に活用し、大切な家族や友人への想いを伝え、自分らしい人生の締めくくりを迎えるための具体的な道筋が見えてくるはずです。さあ、あなたも「後悔しない終活」への扉を開きましょう。
エンディングノートとは?「後悔しない終活」に不可欠な理由
「エンディングノート」とは、人生の終末期に向けて、自分の希望や大切な人へのメッセージ、財産情報などを書き残しておくためのノートです。法的な効力を持つ遺言書とは異なり、形式にとらわれず自由に記述できるのが特徴です。自分の人生を振り返り、これからの生き方や、もしもの時に備えて何をどうしたいかを整理する「終活」において、エンディングノートは非常に重要な役割を担います。
なぜエンディングノートが必要なのか?(メリット)
エンディングノートを作成することは、あなた自身にとっても、そして大切なご家族にとっても、多くのメリットをもたらします。
まず、あなた自身にとっては、漠然とした将来への不安を解消し、人生の最終章を主体的にデザインするきっかけとなります。自分の希望を具体的に書き出すことで、頭の中が整理され、残りの人生をどう過ごしたいか、どんな準備をしておきたいかが明確になります。これは、まさに「後悔しない終活」への第一歩と言えるでしょう。
また、ご家族にとっては、あなたがもしもの時に直面するであろう様々な「困った」を大きく軽減してくれます。例えば、延命治療の希望、葬儀やお墓に関する考え、銀行口座や保険の情報、そして何よりも「ありがとう」のメッセージなど、あなたが元気なうちに伝えておきたい情報を残しておくことで、ご家族は迷いや不安を抱えることなく、あなたの意思を尊重した選択ができるようになります。これは、残されたご家族への何よりの思いやりであり、深い愛情の証となるはずです。エンディングノートは、あなたとご家族の絆をより一層深めるツールでもあるのです。
エンディングノートに書くべきこと:網羅すべき項目と記入例
エンディングノートは、あなたの「もしも」の時に、残された家族が迷わず、そして安心して行動できるようにするための大切なメッセージです。ここでは、エンディングノートに具体的にどのようなことを書けば良いのか、主要な項目とその記入例をご紹介します。これらの情報を網羅することで、後悔のない終活への第一歩を踏み出せるでしょう。
基本情報・連絡先
まず、あなた自身に関する基本的な情報と、緊急時に連絡を取ってほしい相手の情報を記載します。これは、家族があなたに関する情報を速やかに把握し、必要な手続きを進める上で非常に重要です。
- 氏名、生年月日、現住所:戸籍上の情報と照合できるよう正確に記入します。
- 本籍、筆頭者:遺産相続や各種手続きで必要になることがあります。
- 家族構成:配偶者、子、親など、氏名とあなたとの関係を記載します。
- 緊急連絡先:家族、親族、友人など、あなたが信頼し、緊急時に連絡を取ってほしい人の氏名、連絡先、あなたとの関係を明確に記載します。
- かかりつけ医、弁護士、税理士など専門家の連絡先:必要に応じて、相談している専門家の連絡先も記載しておくと、家族が困った時に役立ちます。
医療・介護に関する希望
あなたの医療や介護に関する意思は、家族にとって最も知りたい情報の一つです。延命治療の希望や、どのような介護を受けたいかなど、具体的な希望を記載することで、家族が判断に迷うことを減らせます。
- 延命治療の希望:延命治療を希望するか否か、どのような状況で希望しないかなど、具体的に意思を表明します。
- かかりつけ医・医療機関:普段診てもらっている病院名や医師名を記載します。
- 服用中の薬、アレルギー:緊急時に適切な処置を受けられるよう、常備薬やアレルギー情報を記載します。
- 介護に関する希望:将来、介護が必要になった場合に、どこでどのような介護を受けたいか、誰に介護を頼みたいかなどを記載します。
- 臓器提供の意思:臓器提供を希望するか否かを明確に記載します。
財産・相続に関する情報
財産に関する情報は、相続手続きを円滑に進めるために非常に重要です。預貯金、不動産、保険など、あなたの財産状況を一覧で把握できるように整理して記載しましょう。
- 預貯金:銀行名、支店名、口座の種類(普通、定期など)、口座番号を記載します。残高は変動するため、記載は不要です。
- 不動産:所有している土地や建物の所在地、種類(マンション、一戸建てなど)を記載します。
- 有価証券:株式、投資信託、債券などの種類、証券会社名、口座番号を記載します。
- 生命保険・医療保険:保険会社名、証券番号、受取人、保険の種類を記載します。
- 負債:住宅ローン、借入金など、負債がある場合はその内容と金額、借入先を記載します。
- その他財産:自動車、貴金属、骨董品など、高価なものや家族が知らない可能性のある財産について記載します。
- 相続に関する希望:誰に何を相続させたいか、具体的な希望がある場合は記載します。ただし、法的な効力を持たせる場合は遺言書を作成する必要があります。
葬儀・お墓に関する希望
ご自身の葬儀やお墓について、生前の希望を伝えておくことは、残された家族が故人の意思を尊重し、後悔なく見送るために非常に役立ちます。
- 葬儀の形式:家族葬、一般葬、一日葬、直葬など、希望する形式を記載します。
- 参列者の範囲:誰に参列してほしいか、友人や知人への連絡方法などを記載します。
- 遺影の写真:使ってほしい写真がある場合は、その場所を明確に示します。
- 喪主の希望:誰に喪主を務めてほしいかを記載します。
- 埋葬方法:火葬、土葬、散骨、樹木葬など、希望する埋葬方法を記載します。
- お墓に関する希望:現在のお墓をどうしたいか、新しくお墓を建てる場合の希望(場所、種類など)を記載します。
- 宗派・宗教:信仰している宗派や宗教を記載します。
デジタル遺品について
現代では、スマートフォン、パソコン、SNSアカウント、オンラインサービスなど、多くのデジタル情報が存在します。これらを「デジタル遺品」と呼び、整理しておかないと、家族が困る可能性があります。
- PCやスマートフォンのパスワード:デバイスのロック解除パスワードや、重要なデータの保存場所を記載します。
- SNSアカウント:Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなどのアカウント名、パスワード、死後のアカウント処理に関する希望(削除、追悼アカウントなど)を記載します。
- オンラインサービス:Amazon、楽天などのショッピングサイト、サブスクリプションサービス、銀行や証券会社のオンライン口座などの情報とパスワードを記載します。
- デジタル資産:仮想通貨、オンラインゲームのアカウントなど、金銭的価値のあるデジタル資産があればその情報と管理方法を記載します。
感謝のメッセージ・伝えたいこと
エンディングノートは、単なる事務的な情報だけでなく、あなたの「心」を伝える場でもあります。家族や友人への感謝の気持ち、伝えたいメッセージ、人生観などを自由に綴ることで、あなたの想いを形として残せます。
- 家族へのメッセージ:これまでの感謝、謝罪、残された家族への励ましなど、心からの言葉を伝えます。
- 友人・知人へのメッセージ:特定の友人への感謝や、伝えたい思い出などを記載します。
- 人生観・信条:あなたが大切にしてきたこと、人生で得た教訓などを書き残すことで、あなたの「生きた証」を伝えることができます。
- 趣味や好きなこと:あなたの個性や人柄が伝わるような、好きなことや大切にしているものを記載するのも良いでしょう。
その他(ペット、趣味など)
上記以外にも、あなたの個人的な希望や、家族に知っておいてほしい事柄があれば、自由に記載しましょう。
- ペットの世話:飼っているペットがいる場合、誰に世話を頼みたいか、どんな世話をしてほしいかなど、具体的な希望を記載します。
- 趣味のコレクション:大切なコレクション(書籍、レコード、骨董品など)をどうしてほしいか(誰かに譲る、寄付する、売却する)を記載します。
- 形見分けの希望:特定の品物を誰に譲りたいかなど、形見分けに関する希望を記載します。
- 連絡してほしい人・したくない人:葬儀や訃報の連絡先とは別に、特別な連絡を希望する人、あるいは連絡してほしくない人がいれば記載します。
これらの項目を参考に、あなたらしいエンディングノートを作成し、大切な人へのメッセージを届けてください。
エンディングノートの書き方:後悔しないためのポイントと注意点
エンディングノートに記載すべき項目を理解したら、いよいよ実際に書き始める段階です。しかし、「どのように書けば良いのだろう」「どんな点に気をつけたら後悔しないだろう」と迷う方もいらっしゃるでしょう。ここでは、エンディングノートを効果的に、そして後悔なく書き進めるための具体的なポイントと注意点について解説します。
具体的な記入例でイメージを掴む
エンディングノートは、あなたの意思を正確に伝えるためのものです。抽象的な表現では、いざという時に家族が困ってしまう可能性があります。具体的な記入例を参考に、イメージを掴みながら書き進めましょう。
例えば、「財産について」の項目では、「預金は〇〇銀行にあります」とだけ書くのではなく、「〇〇銀行〇〇支店の普通預金口座、口座番号は123-456789、名義は私の名前です。通帳はリビングの引き出しに保管しています」といった具体的な情報を記載します。また、医療に関する希望であれば、「延命治療は望まない」だけでなく、「回復の見込みがないと判断された場合、人工呼吸器や胃ろうによる延命治療は希望しません。苦痛を和らげる緩和ケアを希望します」といった具体的な意思を明確に記すことが大切です。NG例とOK例を比較しながら、より伝わりやすい表現を心がけてください。
誰に、どのように見せるべきか?
エンディングノートは、書いただけでは意味がありません。いざという時に、大切な人にその存在と保管場所が伝わっていなければ、あなたの意思は届きません。
まず、エンディングノートをどこに保管するかを決めましょう。すぐに目に触れる場所でありながら、プライバシーが守られる場所が理想的です。例えば、自宅の金庫や鍵付きの引き出しなどが考えられます。そして最も重要なのは、信頼できる家族や友人、あるいは弁護士や行政書士といった専門家に、エンディングノートの存在と保管場所を伝えておくことです。可能であれば、コピーを渡し、複数人で共有することも検討しましょう。いつ、どのような状況で見てもらいたいのかを明確に伝え、緊急時にスムーズに活用してもらえるよう準備しておくことが、「後悔しない」ための大切な一歩となります。
家族とのコミュニケーションの重要性
エンディングノートの作成は、単に情報を書き記す作業ではありません。それは、家族との絆を深め、未来について語り合う貴重な機会でもあります。
エンディングノートの内容について、作成の過程で家族と話し合う時間を設けることを強くおすすめします。例えば、医療や介護に関する希望、葬儀やお墓について、そして財産のことなど、デリケートな内容だからこそ、元気なうちに家族の意見も聞きながら、あなたの考えを伝えておくことが大切です。これにより、あなたの意思がより明確に伝わるだけでなく、家族もあなたの想いを理解し、いざという時に迷わず対応できるようになります。エンディングノートは、家族間のコミュニケーションを円滑にし、お互いの理解を深めるための素晴らしいツールとなるでしょう。
エンディングノートはどこで手に入れる?福岡での入手方法
エンディングノートの必要性や書き方が分かったところで、次に気になるのは「どこで手に入るの?」という点ではないでしょうか。特に福岡にお住まいの方にとっては、地域に特化した入手方法も知りたいはずです。ここでは、市販品から無料テンプレート、さらには自治体での配布まで、様々な入手方法をご紹介します。
市販のエンディングノート(書店、オンラインストア)
最も手軽で豊富な選択肢があるのが、市販のエンディングノートです。書店や文具店、オンラインストアなどで数多くの種類が販売されています。
市販のエンディングノートのメリット
- 豊富なデザインと機能: シンプルなものからイラストが豊富なもの、持ち運びしやすいコンパクトなタイプや、細かく項目が分かれた詳細なタイプまで様々です。
- 記入しやすい工夫: 専門家が監修しているものが多く、記入例やアドバイスが充実しているため、迷わずに書き進められます。
- 安心感: 製本されているため、紛失しにくく、長期間保管しやすいというメリットもあります。
福岡県内では、以下のような大型書店で取り扱いがあることが多いです。
- 丸善 博多店: JR博多シティ内の大型書店で、ビジネス書や専門書と共にエンディングノートも取り扱っています。
- ジュンク堂書店 福岡店: 天神にある大型書店で、幅広いジャンルの書籍と共にエンディングノートコーナーが設けられていることがあります。
- その他、大型の文具店やホームセンターでも見つけることができるでしょう。
また、Amazonや楽天などのオンラインストアでも、多くのエンディングノートが販売されています。レビューを参考にしながら、ご自身にぴったりの一冊を見つけることができます。
無料テンプレートの活用
「まずは手軽に始めてみたい」「必要な項目だけを自分で選びたい」という方には、インターネット上でダウンロードできる無料テンプレートの活用もおすすめです。
無料テンプレートのメリット
- 費用がかからない: 費用をかけずにエンディングノートを作成できます。
- 手軽に始められる: パソコンやスマートフォンからすぐにダウンロードして印刷できます。
- カスタマイズしやすい: 必要なページだけを印刷したり、自分で項目を追加したりと、柔軟にカスタマイズしやすいのが特徴です。
無料テンプレートのデメリット
- 情報が網羅的でない場合も: 市販品に比べて項目が少ない、または偏っている場合があります。
- 自分で管理する必要がある: 印刷や製本、保管方法などをすべて自分で行う必要があります。
主な提供サイトとしては、NPO法人や金融機関、保険会社などが無料でテンプレートを公開していることがあります。「エンディングノート 無料テンプレート」などのキーワードで検索してみると、多くの選択肢が見つかるでしょう。
自治体やNPO法人で配布されているものは?(福岡市・各区役所など)
福岡市をはじめとする自治体や、地域で活動するNPO法人の中には、終活支援の一環として独自のエンディングノートや関連情報を配布している場合があります。地域に密着した情報が得られるため、特に福岡にお住まいの方にはチェックをおすすめします。
福岡市での事例
福岡市では、高齢者やそのご家族が安心して生活できるよう、地域包括支援センターなどを通じて終活に関する情報提供を行っています。エンディングノートそのものの配布は常時ではないかもしれませんが、終活に関するパンフレットや相談窓口の案内が充実していることが多いです。
- 福岡市各区役所の地域保健福祉センター・地域包括支援センター: 高齢者福祉に関する相談窓口として、終活に関する情報やパンフレットを提供している場合があります。直接問い合わせてみるのが確実です。
NPO法人など
福岡県内には、終活支援を行うNPO法人や市民団体も存在します。これらの団体が、終活セミナーの参加者向けにオリジナルのエンディングノートを配布したり、ウェブサイトで無料公開したりするケースもあります。
- 入手方法: 各団体のウェブサイトを確認したり、開催されるセミナーや相談会に参加したりすることで、入手できる可能性があります。
自治体やNPO法人が提供するエンディングノートは、地域の特性や制度に合わせた内容になっていることがあり、特に医療・介護・福祉に関する情報が充実している傾向があります。地域の情報と合わせて活用することで、より実用的なエンディングノートを作成できるでしょう。
遺言書とエンディングノートの違い:使い分けを理解しよう
終活を考える際によく耳にする「遺言書」と「エンディングノート」。どちらも自分の意思を伝えるためのものですが、その役割や法的効力には大きな違いがあります。これらを正しく理解し、適切に使い分けることが「後悔しない終活」には不可欠です。
遺言書の法的効力
遺言書は、民法で定められた厳格な方式に従って作成することで、法的な効力を持つ唯一の文書となります。これにより、財産の分配や相続人の指定など、法的な拘束力が必要な事項について、あなたの最終的な意思を実現することができます。
遺言書には主に以下の3種類があります。
- 自筆証書遺言:自分で全文を書き、署名・押印する形式。手軽に作成できますが、形式不備や紛失のリスクがあるため、法務局での保管制度の利用が推奨されます。
- 公正証書遺言:公証役場で公証人が作成する形式。費用はかかりますが、法律の専門家が関与するため形式不備の心配がなく、原本が公証役場に保管されるため紛失のリスクもありません。
- 秘密証書遺言:内容を秘密にしたまま、公証役場で存在のみを証明してもらう形式。内容の確認は死後に行われます。
特に財産に関する複雑な取り決めや、特定の相続人への配慮が必要な場合は、遺言書が非常に重要な役割を果たします。
エンディングノートの役割
一方、エンディングノートは、法的な効力を持たない任意の記録です。そのため、遺言書のように厳格な作成要件はなく、誰でも自由に、そして手軽に作成することができます。
エンディングノートの主な役割は、多岐にわたります。
- 意思表示の補助:医療・介護に関する希望、葬儀やお墓の希望など、法的な拘束力はないものの、家族が判断に迷う際にあなたの意思を伝える手助けとなります。
- 情報整理:財産情報(銀行口座、保険、不動産など)、連絡先、デジタル遺品(PC、スマホ、SNSアカウントなど)のIDやパスワードなど、家族が困らないように必要な情報を一箇所にまとめておくことができます。
- 家族へのメッセージ:感謝の気持ち、伝えたい想い、人生の振り返りなど、心からのメッセージを書き残すことで、家族との絆を深めるきっかけにもなります。
エンディングノートは、あなたの「想い」を自由に表現し、家族への負担を軽減するためのツールとして非常に有効です。
併用することでより安心な理由
遺言書とエンディングノートは、それぞれ異なる役割と特性を持つため、併用することで「後悔しない終活」をより確実なものにできます。
以下の表で、両者の違いを比較してみましょう。
| 項目 | エンディングノート | 遺言書 |
|---|---|---|
| 法的効力 | なし | あり(民法に定められた方式に従って作成された場合) |
| 記載内容 | 自由(医療・介護、葬儀、財産情報、メッセージなど) | 主に財産の分配、相続人の指定など、法的拘束力のある事項 |
| 作成方法 | 自由(市販品、テンプレート、手書きなど) | 民法で定められた厳格な方式(自筆証書、公正証書、秘密証書など) |
| 目的 | 家族への情報伝達、意思表示、想いの共有、負担軽減 | 法的な効力をもって財産の分配など、最終的な意思を実現する |
| 更新のしやすさ | 容易(随時修正・加筆が可能) | 比較的煩雑(再度作成が必要) |
このように、遺言書で法的に重要な事項をカバーしつつ、エンディングノートでそれ以外の細かな希望や家族へのメッセージを伝えることで、あなたの意思を漏れなく、かつ確実に伝えることができます。
財産に関する法的な取り決めは遺言書に任せ、それ以外の「こうしてほしい」「これを伝えておきたい」といった個人的な願いや情報をエンディングノートに記載する。この使い分けが、残された家族が迷うことなく、あなたの想いを尊重した対応をするための最善策となるでしょう。
福岡で終活をサポートする相談窓口
エンディングノートの作成は終活の第一歩ですが、遺言書の作成や相続、介護、財産管理など、より専門的な知識や手続きが必要になる場面も少なくありません。そんな時、一人で抱え込まずに頼れる相談窓口を知っておくことが、「後悔しない終活」を実現するためには非常に重要です。ここでは、福岡で終活をサポートしてくれる具体的な相談先をご紹介します。
行政書士・司法書士への相談
遺言書の作成や相続手続き、成年後見制度の利用など、法律が絡む専門的な事柄については、行政書士や司法書士への相談が不可欠です。行政書士は、遺言書作成のサポートや相続関連の書類作成、各種許認可手続きなどを専門とし、司法書士は不動産登記や相続登記、裁判所提出書類の作成、成年後見人選任申立てなど、より広範な法律業務を扱います。福岡県内には多くの行政書士事務所や司法書士事務所があり、初回無料相談を実施しているところも少なくありません。自身の状況に合わせて、最適な専門家を見つけることが大切です。
NPO法人や地域包括支援センターの活用
終活全般に関する幅広い相談や、生活支援、介護相談など、より身近なサポートを求める場合は、NPO法人や地域包括支援センターの活用が有効です。NPO法人は、終活に関するセミナー開催や個別相談、エンディングノート作成支援など、多角的なサポートを提供している団体が福岡にも存在します。また、地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、医療・介護・福祉などの面から総合的に支援する地域の拠点です。福岡市内の各区にも設置されており、無料で利用できます。どこに相談すれば良いか迷った際に、まず相談してみるのも良いでしょう。
終活セミナー・イベント情報(福岡県内)
福岡県内では、終活に関する様々なセミナーやイベントが定期的に開催されています。これらは、エンディングノートの書き方、相続、介護、葬儀、お墓、生前整理など、特定のテーマに絞った専門家による講演や、複数の専門家が参加する相談会形式のものまで多岐にわたります。行政機関、NPO法人、地域の金融機関、葬儀社などが主催しており、無料で参加できるものも多くあります。直接専門家の話を聞いたり、質問したりする貴重な機会となるため、積極的に情報収集し、参加を検討してみることをお勧めします。各主催団体のウェブサイトや広報誌などで最新の開催情報を確認しましょう。
エンディングノート作成以外で「後悔しない終活」のためにできること
エンディングノートの作成は、「後悔しない終活」への第一歩ですが、それだけで全てが完結するわけではありません。大切なご家族に負担をかけず、ご自身の思い描く最期を迎えるためには、エンディングノートと並行して様々な準備を進めることが重要です。ここでは、エンディングノート作成以外にできる終活の準備について解説します。
生前整理・身辺整理のすすめ
生前整理や身辺整理は、ご自身の持ち物を整理し、不要なものを処分する活動です。これは単に物理的な片付けに留まらず、人生を振り返り、本当に大切なものを見極める貴重な機会にもなります。物が多すぎると、ご自身が亡くなった後に残されたご家族が遺品整理に膨大な時間と労力を費やすことになります。生前に整理しておくことで、ご家族の負担を大幅に軽減できるだけでなく、ご自身も身軽になり、心穏やかに過ごせるでしょう。大切な思い出の品はまとめて保管し、処分するもの、譲るものを明確にしておくとスムーズです。
デジタル遺品の整理
現代において、デジタル遺品の整理は避けて通れない終活の一つです。スマートフォン、パソコン、SNSアカウント、オンラインバンキング、クラウドサービスなど、デジタル資産は多岐にわたります。これらを放置してしまうと、ご家族が個人情報を特定できず困惑したり、不正利用のリスクに晒されたりする可能性があります。エンディングノートにIDやパスワードを記載するだけでなく、不要なアカウントは生前に削除する、大切なデータはバックアップを取っておく、家族にアクセス方法を伝えておくなど、具体的な整理を進めることが重要です。
葬儀やお墓の事前相談
ご自身の葬儀やお墓について、生前に希望を伝えておくことは、ご家族が迷うことなく、故人の意思を尊重した形で送り出すために非常に大切です。どのような形式の葬儀にしたいか(家族葬、一般葬など)、費用はどのくらいを希望するか、お墓は既存のものに入るのか、新しいお墓を建てるのか、永代供養にするのかなど、具体的な希望をまとめておきましょう。福岡県内には多くの葬儀社やお墓の専門業者がありますので、いくつかの業者に相談し、見積もりを取ることで、ご自身の希望に合ったプランを見つけることができます。事前相談は、いざという時のご家族の精神的・経済的負担を軽減し、「後悔しない終活」を実現するための重要なステップです。
まとめ:あなたらしい「後悔しない終活」のために
この記事を通じて、あなたは「後悔しない終活」を実現するためのエンディングノートの重要性や具体的な書き方、そして福岡での入手方法や相談窓口について深く理解できたことでしょう。漠然とした不安が、具体的な行動への一歩へと変わるきっかけになったなら幸いです。
エンディングノートは、ただ情報を羅列するだけのツールではありません。それは、あなたがこれまで歩んできた人生を振り返り、大切な人への感謝や未来への希望を綴る、あなた自身の「人生の物語」でもあります。そして、あなたの想いを家族に伝え、残された家族が迷うことなく、穏やかに過ごせるようにするための、何よりの贈り物となるでしょう。
終活は、決して終わりを意味するものではありません。むしろ、残りの人生をより豊かに、そしてあなたらしく生きるための、前向きな活動です。「もっと早く始めておけばよかった」と後悔することのないよう、ぜひこの機会にエンディングノート作成に取り組み、あなたらしい「後悔しない終活」の一歩を踏み出してください。福岡には、あなたの終活をサポートする情報や人々がいます。一人で抱え込まず、必要に応じて専門家や地域のサポートも活用しながら、あなたにとって最高の人生の締めくくりを実現しましょう。
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