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2025年11月29日
浄土真宗 御文章:西本願寺と東本願寺の違いを徹底解説!意味や読み方も

「お西さん」「お東さん」という言葉を聞いたことがありますか?浄土真宗には、西本願寺と東本願寺という二つの大きな本山があります。それぞれの違いや、浄土真宗の教えについて、あなたはどのくらいご存知ですか? この記事では、浄土真宗の要である「御文章」を通して、西本願寺と東本願寺の違い、その歴史的背景、そして現代社会における意味を分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたの信仰がより深まり、日々の生活に活かせるヒントが見つかるでしょう。
2. 西本願寺と東本願寺:歴史と宗派の違い
浄土真宗には、西本願寺と東本願寺という二つの大きな本山が存在します。これらは「お西さん」「お東さん」とも呼ばれ、同じ浄土真宗でありながら、それぞれ異なる歴史と特徴を持っています。ここでは、なぜ本願寺が二つに分かれたのかという歴史的背景から、それぞれの宗派の違い、そして本山や別院の特徴までを詳しく見ていきましょう。
2-1. なぜ二つに分かれたのか?歴史的背景
浄土真宗の本願寺が西と東に分かれたのは、江戸時代初期のことです。そのきっかけは、豊臣秀吉の跡を継いで天下を統一した徳川家康による、本願寺の勢力分断政策にありました。
浄土真宗は、室町時代に蓮如上人が布教を広めて以降、民衆の間に深く浸透し、戦国時代には強大な宗教的、軍事的勢力を持つに至りました。織田信長との石山合戦に代表されるように、その勢力は時の権力者にとっても無視できない存在だったのです。
徳川家康は、本願寺の勢力が再び統一されることを警戒し、巧みに本願寺内部の対立を利用しました。具体的には、第11代法主である顕如上人の死後、その子である教如と准如の間で法主継承をめぐる争いがあり、家康はこの争いに介入。慶長7年(1602年)に教如に京都烏丸七条の土地を寄進し、新たな本願寺(現在の東本願寺)を建立させました。これに対し、准如が継承した従来の本願寺が、現在の西本願寺となります。
このようにして、徳川幕府の政策によって本願寺は西と東に分かれ、それぞれが独立した宗派として歩むことになったのです。
2-2. 西本願寺(本願寺派)と東本願寺(真宗大谷派)の違い
西本願寺と東本願寺は、それぞれ「浄土真宗本願寺派」と「真宗大谷派」という異なる宗派名を持っています。根本的な教えは親鸞聖人の開いた浄土真宗に変わりありませんが、歴史的経緯から、運営組織や細かな作法、行事などに違いが見られます。
| 特徴 | 西本願寺(本願寺派) | 東本願寺(真宗大谷派) |
|---|---|---|
| 正式名称 | 浄土真宗本願寺派 | 真宗大谷派 |
| 本山 | 龍谷山本願寺(西本願寺) | 真宗本廟(東本願寺) |
| 法主 | 門主(世襲) | 門首(世襲) |
| お勤めの作法 | 比較的穏やか | 比較的厳格 |
| 仏壇の荘厳 | 金箔を多用し、華やか | 漆塗りが多く、重厚 |
| 法要の導師 | 門主またはその代理 | 門首またはその代理 |
教義の根本は同じであるため、阿弥陀如来を本尊とし、他力本願の教えを説く点に変わりはありません。しかし、日々の勤行や法要の進行、仏具の細かな配置、お寺の雰囲気など、それぞれに独自の伝統を築いてきました。例えば、西本願寺は「お西さん」と呼ばれ、仏具や仏壇の荘厳が比較的華やかであるのに対し、東本願寺は「お東さん」と呼ばれ、より重厚で厳かな雰囲気を特徴とすると言われています。
2-3. 本山と別院:それぞれの施設と特徴
西本願寺と東本願寺は、それぞれ京都に本山を構えています。
西本願寺(龍谷山本願寺) 京都市下京区にある本願寺派の本山で、広大な敷地を持ち、国宝の飛雲閣や唐門など、桃山文化を代表する壮麗な建築物が数多く残されています。世界遺産「古都京都の文化財」の一つにも登録されており、多くの参拝者や観光客が訪れます。
東本願寺(真宗本廟) 京都市下京区にある真宗大谷派の本山で、西本願寺から東へ少し離れた場所に位置します。御影堂と阿弥陀堂という二つの巨大な伽藍が特徴で、特に御影堂は世界最大級の木造建築物として知られています。重厚で力強い建築様式が特徴です。
また、両本山以外にも、日本全国各地に「別院」と呼ばれる寺院が存在します。別院は、本山の直轄寺院として、その地域における教化活動の中心的な役割を担っています。それぞれの宗派の別院も、本山と同様に、それぞれの宗派の教えや文化を反映した特徴を持っています。これらの別院は、地域の人々にとって身近な信仰の場であり、本山への参拝が難しい信者にとっても重要な存在です。
3. 御文章(御文)とは?浄土真宗の重要な経典
浄土真宗の信仰において、西本願寺と東本願寺のどちらの門徒であっても、共通して大切にされるのが「御文章(ごぶんしょう)」、あるいは「御文(おふみ)」と呼ばれるものです。これは、蓮如上人が布教のために著した手紙形式の法語集で、浄土真宗の教えを分かりやすく伝える重要な経典として、今もなお多くの人々に読み継がれています。
3-1. 御文章の定義と重要性
御文章とは、浄土真宗中興の祖とされる蓮如上人(れんにょしょうにんにん)が、門徒や一般の人々に向けて書いた手紙形式の法語集です。室町時代後期、戦乱や社会不安が続く中で、蓮如上人は人々に浄土真宗の教えを広めるため、平易な言葉で親鸞聖人の教えを解説しました。
御文章は、当時の人々が抱えていた疑問や悩みに寄り添い、阿弥陀如来の本願による救いを説いたもので、その分かりやすさから急速に信仰が広まるきっかけとなりました。今日でも、法事や仏事の際に読誦され、門徒が教えを学ぶ上での基盤となっています。その内容は、単なる教理の解説にとどまらず、信仰者の生き方や心構えについても深く触れており、現代を生きる私たちにとっても、日々の生活を見つめ直すための指針となる重要な存在です。
3-2. 御文章の構成と内容
御文章は、全部で5帖(じょう)から構成されており、特に「五帖御文(ごじょうごぶん)」として親しまれています。各帖はさらに複数の「章」に分かれ、それぞれが独立した法語となっています。
内容は多岐にわたりますが、共通して阿弥陀如来の「他力本願」の教えが中心に据えられています。具体的には、自らの力では悟りを開けない凡夫(ぼんぶ)が、阿弥陀如来の願いによって救われること、そしてその救いは「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と念仏を称えることによって得られるということが説かれています。また、真宗門徒としての心得、悪を避け善を行うことの重要性、そして世俗的な執着を離れることなど、実践的な教えも含まれています。蓮如上人は、難解な仏教用語を避け、当時の人々に馴染み深い言葉や例えを用いて、教えを説いたため、多くの人々に受け入れられました。
3-3. 御文章の現代語訳と解説(一部抜粋)
御文章には数多くの珠玉の言葉がありますが、ここでは特に有名な一節を現代語訳とともにご紹介し、その意味を解説します。
「白骨の御文章(はっこつのごぶんしょう)」より
- 原文(一部抜粋):
「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり。無常の風のたたちまちに吹ききたるときは、眼前の境、たちまちに破れぬ。されば、老少不定の理、思量すべからず。」
- 現代語訳:
「朝には生き生きとした顔をしていても、夕方には白骨となってしまうのが私たちの身です。いつ何時、無常の風(死)が突然吹き付けてくるか分かりません。その時、目の前にある全てのものが一瞬にして壊れてしまうのです。ですから、若くして亡くなるか、年老いてから亡くなるか、死の順番は誰にも分からないことなのです。」
- 解説: この一節は、人間の命のはかなさと、死がいつ訪れるか分からないという「無常(むじょう)」の真理を説いています。私たちは日々の生活の中で、まるで永遠に生きるかのように振る舞いがちですが、蓮如上人は、命が有限であることを常に心に留めるよう促しています。この教えは、限りある命をどのように生きるべきか、何に価値を見出すべきかを問いかけ、日々の生活を大切にすること、そして阿弥陀如来の救いを求めることの重要性を示唆しています。現代社会においても、私たちは様々な情報や誘惑に囲まれ、本当に大切なものを見失いがちです。この「白骨の御文章」は、私たちが人生の本質を見つめ直し、心の安らぎを得るための大切なメッセージと言えるでしょう。
4. 西本願寺と東本願寺:文化と行事の違い
西本願寺と東本願寺は、歴史や教義だけでなく、日々の文化や行事においてもそれぞれ異なる特色を持っています。ここでは、信徒の皆さんが実際に体験する機会の多いお盆や法要、またお寺の雰囲気や作法といった具体的な違いについて解説します。
4-1. お盆、法要など、代表的な行事の違い
浄土真宗におけるお盆や法要は、故人を偲び、阿弥陀如来の教えに触れる大切な機会です。西本願寺(本願寺派)と東本願寺(真宗大谷派)では、根本的な教えは同じでも、行事の進め方や重視する点にわずかな違いが見られます。
例えば、お盆の時期には、それぞれの本山で特別な法要が執り行われますが、特に東本願寺では「報恩講」が最も重要な行事とされています。報恩講は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご恩に報いるための法要であり、毎年秋に盛大に営まれます。一方、西本願寺では、報恩講はもちろんのこと、親鸞聖人のご誕生をお祝いする「降誕会(ごうたんえ)」なども大切にされています。
また、個別の法要においても、読経の節回しや勤行(ごんぎょう)の形式に宗派ごとの特徴があり、長年その宗派に親しんでいる方にとっては、その違いが深く感じられることでしょう。
4-2. 仏具、作法、お寺の雰囲気の違い
お寺を訪れた際やご家庭の仏壇においても、西本願寺と東本願寺では仏具の配置や作法、さらにはお寺全体の雰囲気に違いが見受けられます。
仏具に関しては、特に「お内陣(ないじん)」と呼ばれる本堂の中心部分の荘厳(しょうごん:飾り付け)に違いがあります。例えば、仏壇の中心に安置される「ご本尊」の脇に飾られる「脇掛(わきがけ)」の絵柄や配置、また「仏飯器(ぶっぱんき)」と呼ばれるご飯をお供えする器の形状にも、宗派ごとの特徴があります。
お参りの作法においても、基本的な合掌礼拝は共通していますが、念仏の唱え方や焼香の回数などに細かな違いがあります。例えば、焼香は一般的に西本願寺では一回、東本願寺では二回とされていますが、地域や寺院によって異なる場合もあります。
お寺の雰囲気については、それぞれの本堂の構造や内装、伽藍全体の配置に違いがあり、西本願寺は優美で広々とした印象、東本願寺は重厚で格式高い印象を受けることが多いでしょう。これらの違いは、両本願寺がたどってきた歴史や文化が反映されたものであり、それぞれの個性を形作っています。
5. よくある疑問を解決!Q&Aコーナー
浄土真宗の教えや歴史について理解が深まったところで、ここではよく寄せられる疑問にお答えします。日々の信仰生活や、周囲とのコミュニケーションに役立つ情報を提供します。
お西さん、お東さんって何?
「お西さん」「お東さん」という言葉は、浄土真宗の二つの主要な本山、すなわち西本願寺と東本願寺を親しみを込めて呼ぶ通称です。京都に位置する両本願寺が、それぞれ市内の西側と東側にあったことに由来します。正式名称は、西本願寺が「浄土真宗本願寺派」、東本願寺が「真宗大谷派」となります。この呼び方は、宗派の違いを分かりやすく伝えるだけでなく、地域の人々にとって身近な存在であることを示しています。
御文章はどのように読めばよい?
御文章は、蓮如上人が門徒に向けて書いた手紙であり、その教えを学ぶ上で非常に重要です。読経の際は、まず心を落ち着け、蓮如上人の意図を汲み取ろうとする姿勢が大切です。
御文章を読む際のポイントは以下の通りです。
- 現代語訳を活用する: 御文章は当時の言葉で書かれているため、現代語訳と合わせて読むことで、より深く内容を理解できます。
- 繰り返し読む: 一度読んだだけでは理解しきれないことも多いため、繰り返し読むことで新たな気づきが得られます。
- 意味を考える: 書かれている内容が、自分自身の生活や信仰にどう関わるのかを考えながら読み進めましょう。
法要などの際には、僧侶が読経するのを聞く機会も多いですが、個人的に読む場合は、焦らず自分のペースで、一字一句を丁寧に味わうことが大切です。
浄土真宗の信者として、日常生活でできること
浄土真宗の教えは、特別な修行や行いではなく、日々の生活の中で実践できるものです。阿弥陀如来の本願を信じ、感謝の心を持って生きることが大切だとされています。
具体的な実践としては、以下のようなことが挙げられます。
- 「南無阿弥陀仏」と念仏を称える: 困難な時も、喜びの時も、心の中で「南無阿弥陀仏」と称えることで、阿弥陀如来の慈悲に触れ、心が安らぎます。
- 仏壇に手を合わせる: 朝晩、仏壇に手を合わせ、ご先祖様への感謝と、阿弥陀如来への帰依の気持ちを表しましょう。日々の出来事を報告する場としても良いでしょう。
- 法話を聞く・学ぶ機会を持つ: お寺での法話会や勉強会に参加し、教えを深く学ぶことで、信仰心を育み、疑問を解決する手助けになります。
- 感謝の心を持つ: 日常のあらゆる出来事に対し、当たり前と思わず感謝の気持ちを持つことが、浄土真宗の教えを実践する第一歩です。
- 他者を思いやる: 阿弥陀如来の慈悲に触れることで、自然と他者を思いやる心が育まれます。困っている人がいれば手を差し伸べるなど、具体的な行動に移しましょう。
これらの実践を通じて、阿弥陀如来の大きな本願に包まれていることを実感し、安心と喜びに満ちた日々を送ることができるでしょう。
6. まとめ:浄土真宗の理解を深め、日々の生活に活かそう
この記事では、浄土真宗の基本的な教えから、西本願寺と東本願寺の歴史的背景と具体的な違い、そして蓮如上人によって広められた「御文章」の重要性まで、幅広く解説してきました。
浄土真宗は、阿弥陀如来の「他力本願」によって、誰もが救われるという教えです。この教えは、私たちの心の奥深くに安らぎと希望をもたらしてくれます。西本願寺(本願寺派)と東本願寺(真宗大谷派)は、歴史的な経緯から分かれましたが、根本的な教えは同じであり、それぞれが独自の文化や伝統を育んできました。
「御文章」は、蓮如上人が平易な言葉で浄土真宗の教えを説いたものであり、今もなお多くの人々の心の支えとなっています。その言葉に触れることで、私たちは自身の信仰を深め、日々の生活の中で仏さまの智慧をどのように活かしていくべきかを見出すことができるでしょう。
この機会に、浄土真宗の教えをさらに深く学び、西本願寺と東本願寺、それぞれの本山や別院を訪れてみるのも良い経験となるはずです。そして、御文章の言葉を心に留め、阿弥陀如来の慈悲に包まれた安心の中で、心豊かな人生を歩んでいきましょう。
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