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2026年1月11日
【仏様の種類と祀り方】お荘厳で心を込めて。仏壇の基本を徹底解説

「仏壇に祀る仏様は、一体誰をお迎えすれば良いのだろう?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
お荘厳は、仏壇にお迎えした仏様への感謝の気持ちを表す大切な儀式です。しかし、仏様の種類や数、飾り方、お供え物の意味など、知っておきたいことはたくさんあります。
この記事では、仏壇に祀られる主要な仏様の種類とご利益、宗派による違い、そして日々の丁寧な供養のための基本的な飾り方やお供え物のマナーを、初心者の方にも分かりやすく解説します。
お荘厳を通して、仏様への感謝の気持ちを深め、心地よい仏壇の空間を作りましょう。
仏壇に祀る主要な仏様の種類と特徴
仏壇は、故人やご先祖様を供養し、仏様と向き合う大切な場所です。その中心に祀られる「本尊」は、私たちの信仰の対象であり、心の拠り所となります。仏様には様々な種類があり、それぞれ異なる教えやご利益を持っています。ここでは、仏壇に祀られることの多い主要な仏様や菩薩様について、その特徴と現代におけるご利益を分かりやすく解説します。
阿弥陀如来(あみだにょらい)
阿弥陀如来は、西方にある極楽浄土の主宰者とされる仏様です。「南無阿弥陀仏」と念仏を唱える者を必ず極楽浄土へ導くと誓願されており、特に浄土宗や浄土真宗など、多くの宗派で本尊として深く信仰されています。そのお姿は、慈悲に満ちた柔和な表情で、私たちを優しく見守ってくださいます。 現代において、阿弥陀如来は「安心」や「心の安らぎ」を与えてくださる存在として慕われています。日々の不安や悩みを抱える中で、阿弥陀如来に手を合わせることで、心が落ち着き、穏やかな気持ちになれるでしょう。
釈迦如来(しゃかにょらい)
釈迦如来は、仏教を開いた歴史上の人物、ガウタマ・シッダールタ(お釈迦様)が悟りを開いた姿であり、仏教の開祖そのものです。一切の苦しみから解放される「悟り」の境地を開いた方として、その教えは仏教の根幹をなしています。禅宗や天台宗など、多くの宗派で本尊として祀られ、その智慧と慈悲の象徴とされています。 私たちに「智慧」や「精神の安定」をもたらすご利益があるとされ、現代社会で複雑な問題に直面した時、物事の本質を見抜く力を与え、心の平静を保つ助けとなってくださるでしょう。
観音菩薩(かんのんぼさつ)
観音菩薩は、人々の苦しみの声を聞き、慈悲の心で救済してくださる菩薩様です。その名の通り「観(見)る」と「音(声)」で、世の中のあらゆる苦悩を見聞きし、救いの手を差し伸べることを誓願されています。十一面観音や千手観音など、多様な姿で現れることで知られ、宗派を超えて広く信仰されています。 観音菩薩は「厄除け」「開運」「心の平穏」といったご利益をもたらすとされています。困難な状況に直面した時や、大切な人の幸せを願う時に、観音菩薩に祈ることで、優しく見守り、導いてくださる存在です。
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)
地蔵菩薩は、子供や旅人の守護者として、私たちにとって最も身近で親しみやすい菩薩様の一人です。六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)を巡り、苦しむ人々を救済するとされています。特に、幼くして亡くなった子供たちの魂を守り導く存在として、各地の地蔵堂や墓地などで大切に祀られています。 地蔵菩薩は「安産」「子育て」「交通安全」などのご利益があるとされます。子供の健やかな成長を願う親御さんや、日々の安全を願う人々にとって、地蔵菩薩は心強い守り神となってくださるでしょう。
その他の仏様・菩薩様
仏壇には上記以外にも、様々な仏様や菩薩様が祀られることがあります。例えば、宇宙の真理そのものを表す「大日如来」、病気平癒や健康長寿のご利益がある「薬師如来」、智慧を司る「文殊菩薩」、女性の救済や幸福を願う「普賢菩薩」などが挙げられます。これらの仏様も、それぞれの役割やご利益を持っており、私たちの願いや状況に応じて、心の支えとなってくださいます。宗派によって本尊が異なるため、ご自身の宗派を確認し、適切な仏様をお迎えすることが大切です。
仏壇での仏様の配置と飾り方の基本
仏壇は、ご先祖様や仏様を敬い、日々の感謝を伝えるための大切な場所です。その中心となるのが仏様であり、正しく配置することは、仏様への敬意を示す上で非常に重要となります。ここでは、仏壇における仏様の基本的な配置方法と、宗派による違いについて解説します。
本尊(ほんぞん)とは
本尊とは、仏壇の中央に祀る最も大切な仏様であり、その宗派が信仰の対象とする仏様を指します。仏壇の最上段中央に安置し、礼拝の中心となります。本尊には、仏像(彫刻された像)と掛け軸(絵像)の2種類があります。
どちらを選ぶかは個人の好みや仏壇の形式にもよりますが、一般的には、開眼供養を経て初めて本尊としての意味を持つとされています。仏像は立体的な存在感があり、掛け軸は場所を取らずに祀れるという特徴があります。
脇侍(わきじ)とは
脇侍とは、本尊の左右に配置される仏様のことです。本尊を補佐し、その教えを広める役割を担っています。宗派によって脇侍の種類は異なり、菩薩様や宗派を開いた祖師などが祀られます。
配置の基本は、本尊に向かって右側(向かって左)に上位の脇侍、左側(向かって右)に下位の脇侍を配置するのが一般的です。脇侍も本尊と同様に仏像と掛け軸のどちらかを選んで祀りますが、本尊が仏像であれば脇侍も仏像にするなど、全体的なバランスを考慮すると良いでしょう。
宗派による本尊の違い
本尊は宗派によって定められており、自身の宗派に合った仏様をお迎えすることが大切です。主要な宗派における本尊は以下の通りです。
- 浄土宗・浄土真宗: 阿弥陀如来(あみだにょらい)
- 浄土宗では舟形光背の立像、浄土真宗本願寺派では六字名号(南無阿弥陀仏の掛け軸)、真宗大谷派では十字名号(帰命尽十方無碍光如来の掛け軸)や阿弥陀如来の立像が一般的です。
- 曹洞宗・臨済宗: 釈迦如来(しゃかにょらい)
- 座禅を組む姿が一般的で、禅宗の本尊として信仰されます。
- 天台宗: 釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、観音菩薩など
- 宗派の教えに基づき、様々な仏様が本尊とされます。
- 日蓮宗: 大曼荼羅(だいまんだら)
- 文字で構成された独特の曼荼羅が本尊とされます。
- 真言宗: 大日如来(だいにちにょらい)
- 宇宙の真理そのものを表す仏様として祀られます。
ご自身の宗派が不明な場合は、菩提寺(お世話になっているお寺)に確認することをおすすめします。
お供え物の意味と正しい供え方
仏壇へのお供え物は、単に物を供える行為以上の意味を持ちます。仏様やご先祖様への感謝の気持ち、そしてご供養の心を形にする大切な儀式です。仏教では「五供(ごくう)」という考え方があり、香・花・灯燭(とうしょく)・浄水・飲食の5つを基本とします。これらを通じて、心を込めてお供えする意味と、それぞれの正しい供え方について見ていきましょう。
ご飯(仏飯)
仏飯は、炊き立てのご飯を仏様にお供えするものです。私たちが日々の食事をいただくように、仏様にも食事を召し上がっていただくという意味が込められています。朝一番に炊き上がったご飯を、まず仏様にお供えするのが一般的です。仏飯器(ぶっぱんき)と呼ばれる専用の器に盛り付け、お仏壇の中央、ご本尊の前に供えます。食事が終わったら下げ、無駄にしないよう家族でいただくのが良いでしょう。
お茶(茶湯)
茶湯(ちゃとう)は、仏様やご先祖様の喉を潤し、心を清めていただく意味合いがあります。茶湯器(ちゃとうき)に温かいお茶や、宗派によっては水を供えます。毎日新しいものに交換し、常に清らかな状態を保つことが大切です。特に決まりはありませんが、私たちが日常で飲むお茶(緑茶、ほうじ茶など)で問題ありません。
お菓子・果物
お菓子や果物は、季節の恵みや日々の感謝の気持ちを表すお供え物です。仏様やご先祖様にも、私たちの生活の中にある楽しみを分かち合っていただきたいという心が込められています。供える際は、傷みにくいものを選び、そのまま仏壇に置くのではなく、高坏(たかつき)などの器に美しく盛り付けましょう。現代では洋菓子やコーヒーなどをお供えすることも増えましたが、その際は個包装のものを選び、仏壇を汚さないよう注意が必要です。傷む前に下げ、家族でいただくようにしましょう。
お花(供花)
供花(くげ)は、その美しさで仏壇を荘厳し、私たちに生命の尊さや無常を教えてくれる大切なお供え物です。花立(はなだて)に供えます。選ぶ花は、棘がないもの、香りがきつくないものが好ましいとされています。例えば、菊やカーネーション、百合などが一般的です。彼岸花や毒のある花、香りの強い花は避けるのがマナーです。毎日水を取り替え、枯れる前に新しいものに交換することで、仏様への敬意を示します。
線香
線香を供えることは、心身を清め、その香りが仏様のもとへ届くと考えられています。また、線香の煙は故人と現世をつなぐ架け橋とも言われます。香炉(こうろ)に灰を入れ、線香に火をつけたら、炎を息で吹き消さずに手で仰いで消します。線香の本数は宗派によって異なりますが、一般的には一本を立てます。香りの種類も豊富なので、故人が好きだった香りや、心を落ち着かせる香りを選ぶのも良いでしょう。
仏具の役割と使い方
仏壇には、ご本尊や脇侍をお祀りするだけでなく、供養のために様々な仏具が用いられます。これらの仏具は単なる飾りではなく、それぞれに大切な意味と役割があり、正しい使い方をすることで、より心を込めたお荘厳が可能になります。ここでは、主要な仏具の種類と、その使い方について解説します。
香炉(こうろ)
香炉は、線香を立てて香を焚くための仏具です。香りは心身を清め、仏様や故人の魂に届くとされています。香炉の中には灰を入れ、線香をまっすぐに立てます。灰は定期的にふるいにかけてきれいに保ち、線香が最後まで燃え尽きるように整えましょう。陶器製や金属製など様々な種類があります。
火立(ひたて)
火立は、ローソクを立てるための仏具です。ローソクの光は、仏様の智慧を象徴し、私たちの迷いを照らす光とされています。ローソクを立てる際は、芯をしっかりと中心に据え、安定させてください。火を灯す際はマッチやライターを使い、消す際は手で仰ぐか、専用の火消し道具を使用し、息で吹き消すのは避けましょう。
花立(はなだて)
花立は、お花をお供えするための仏具です。お花は仏壇を美しく荘厳し、生命の尊さや移ろいやすさを教えてくれます。生花を供えるのが一般的ですが、造花や常花(じょうか)を用いることもあります。お花を選ぶ際は、棘のあるものや香りの強いものは避け、季節の花や故人が好きだった花を選ぶと良いでしょう。水は毎日換え、常に新鮮な状態を保つことが大切です。
茶湯器(ちゃとうき)・仏飯器(ぶっぱんき)
茶湯器は、お茶やお水をお供えするための仏具で、仏飯器は炊きたてのご飯をお供えするための仏具です。これらは仏様や故人への日々の感謝と食事の供養を意味します。茶湯器にはお茶またはお水を、仏飯器には炊きたてのご飯を盛り、仏壇の中央、ご本尊の手前にお供えします。食事が終わったら下げ、器はきれいに洗いましょう。
その他の仏具
上記の仏具以外にも、仏壇には様々な仏具が用いられます。
- リン(おりん): 読経の際に鳴らすことで、心を落ち着かせ、仏様を供養するための仏具です。
- 過去帳(かこちょう): 故人の戒名(法名)、俗名、没年月日、享年などを記しておく帳面です。
- 見台(けんだい): 過去帳を置くための台です。
- 高月(たかつき): 果物やお菓子などをお供えする際に使用する台です。
- 常花(じょうか): 枯れることのない蓮の花をかたどった造花で、仏様の清らかな世界を表現します。
これらの仏具も、お荘厳を構成する大切な要素であり、それぞれに深い意味が込められています。
日々の手入れとお荘厳の心得
仏壇は、故人やご先祖様、そして仏様との対話の場であり、日々の感謝を伝える大切な空間です。その場所を清らかに保つことは、単なる掃除を超えた「お荘厳の心得」に通じます。ここでは、仏壇を美しく保ち、心を込めて供養するための手入れ方法と、季節ごとの供養について解説します。
仏壇の掃除方法
仏壇の掃除は、仏様への感謝と敬意を表す大切な行いです。心を落ち着かせ、丁寧に行いましょう。
【掃除の基本的な手順】
- 準備: 最初に手を洗い清め、心を落ち着かせます。仏壇の扉を開け、合掌して一礼しましょう。
- 埃を払う: 仏壇内部の埃は、柔らかいハケや筆、化学雑巾(から拭き用)で優しく払います。彫刻の隙間など、細かい部分は特に丁寧に。材質を傷つけないよう、力を入れすぎないことが重要です。
- 拭き掃除:
- 金仏壇: 金箔や漆塗りの部分は、乾いた柔らかい布で優しくから拭きします。水拭きは厳禁です。
- 唐木仏壇: 木目のある部分は、固く絞った布で拭き、すぐに乾いた布でから拭きします。専用のワックスを使う場合は、目立たない場所で試してから全体に使いましょう。
- 仏具の手入れ:
- 真鍮製仏具: 磨き粉や専用のクリーナーで磨き、輝きを取り戻します。ただし、メッキ加工のものは研磨剤を使うと剥がれることがあるため、柔らかい布でから拭き程度に留めましょう。
- 陶器・ガラス製仏具: 中性洗剤で洗い、よく乾燥させます。
- 掛軸・仏像: 破損や変色の恐れがあるため、直接触れるのは避け、埃を払う程度に留めます。専門業者に依頼するのが安心です。
掃除は月に一度を目安に、日常的には埃を払うなど、できる範囲でこまめに行うことをおすすめします。常に清らかな空間を保つことで、仏様への感謝の気持ちも自然と深まるでしょう。
季節ごとの供養
日々の供養に加え、季節の節目には特別な供養を行うことで、ご先祖様や仏様への感謝の気持ちをより一層深く伝えることができます。
- お盆: 故人やご先祖様が里帰りされる期間とされ、迎え火や送り火、精霊棚(盆棚)を設けて特別な供養を行います。普段より豪華なお供え物をしたり、提灯を飾ったりします。
- お彼岸: 春と秋にあり、ご先祖様のお墓参りをする期間です。仏壇にも、ぼた餅やおはぎなど季節のお供え物をし、家族で供養の時間を持ちます。
- 命日・年忌法要: 故人の命日や、定められた年忌法要の際には、故人を偲び、読経をあげたり、好物だったものをお供えしたりします。
これらの特別な供養は、日々の感謝を再確認し、家族の絆を深める良い機会となります。季節の移ろいに合わせた供花やお供え物を選ぶことで、より心温まる供養ができるでしょう。
まとめ:お荘厳を通して仏様への感謝の気持ちを深める
この記事では、仏壇に祀る仏様の種類と特徴、宗派ごとの本尊の違い、そして仏壇での正しい飾り方やお供え物のマナー、さらには日々の手入れ方法まで、お荘厳の基本について詳しく解説してきました。
お荘厳は単に仏壇を飾る行為ではなく、仏様やご先祖様への感謝の気持ちを表し、私たちが日々の生活の中で心を整え、安らぎを得るための大切な行いです。それぞれの仏様が持つ意味や、仏具一つひとつの役割を理解することで、より深い感謝の気持ちを持って仏壇と向き合うことができるでしょう。
この記事が、あなたの仏壇との向き合い方に自信を与え、心地よい供養の習慣を築く一助となれば幸いです。心を込めたお荘厳を通して、仏様とのつながりを感じ、日々の暮らしに穏やかな時間を見出してください。
お仏壇の配置と飾り方の基本|適切な置き場所・方角と宗派ごとの飾り方 | お仏壇のはせがわ【公式】
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