トピックス
お葬式の知識やマナー、宗派や喪主のこと、そして終活など、
知っておくべき情報をお届けします。ぜひ活用ください。
2026年1月8日
仏壇に飾る掛け軸、迷ったらコレ!宗派ごとの脇導師と本尊の基本

「仏壇に飾る掛け軸、どんなものを選べばいいのだろう?」
ご先祖様をお祀りする大切な仏壇。その空間をより厳かに、そして意味深く彩るのが「掛け軸」です。しかし、いざ選ぼうとすると、宗派によって本尊や脇導師(脇侍)の決まりがあったり、種類も多くて何を選べば良いのか迷ってしまう…という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、主要な仏教宗派ごとの掛け軸の選び方、特に「脇導師」の役割と正しい配置方法を、仏壇の種類との関連性も踏まえて分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたの宗派にふさわしい掛け軸を自信を持って選び、仏壇へのお参りをより一層深めることができるでしょう。さあ、あなたにとって最適な掛け軸選びの旅を始めましょう。
掛け軸の基本:仏壇における役割と重要性
ご先祖様を供養し、日々の感謝を伝える大切な場所である仏壇。その仏壇を荘厳し、信仰の中心として飾られるのが「掛け軸」です。掛け軸は単なる装飾品ではなく、仏様や高僧、教えそのものを象徴する重要な仏具として、仏壇に深遠な意味と尊厳をもたらします。
仏壇に掛け軸を飾る主な役割は、以下の3点に集約されます。
まず、本尊(ご本尊)を安置する役割です。本尊とは、信仰の対象となる仏様や菩薩、曼荼羅などを指し、各宗派において最も大切にされる存在です。掛け軸に描かれた本尊は、仏壇の中心に位置し、私たちがお参りする際の依り代となります。本尊を安置することで、仏壇は単なる箱ではなく、仏様がいらっしゃる神聖な空間へと変わるのです。
次に、教えを象徴する役割があります。掛け軸には、本尊だけでなく、その宗派の開祖や高僧、あるいは教えの要諦が描かれていることがあります。これらは、私たちに仏教の教えを視覚的に伝え、日々の生活の中で信仰心を育む手助けとなります。掛け軸を通して、私たちは仏様の智慧や慈悲に触れ、心の安寧を得ることができるでしょう。
そして、仏壇全体を荘厳(しょうごん)する役割も担っています。荘厳とは、仏壇や仏具を美しく飾り立て、その尊さを表すことです。掛け軸は、仏壇の奥壁に吊るされることで、空間に奥行きと格式を与え、厳かで清らかな雰囲気を醸し出します。これにより、お参りする人の心も自然と引き締まり、より丁寧な気持ちでご先祖様や仏様と向き合うことができるのです。
このように、掛け軸は仏壇の中心として、信仰の対象を示し、教えを伝え、そして空間を荘厳することで、私たちの心の拠り所となる大切な役割を担っています。適切な掛け軸を選ぶことは、仏壇を整え、ご先祖様への供養を深める上で欠かせないことと言えるでしょう。
脇導師(脇侍)とは?その意味と仏壇での位置づけ
仏壇に飾る掛け軸を選ぶ際、「脇導師(わきどうし)」や「脇侍(わきじ)」という言葉を耳にすることがあるでしょう。これらは、本尊の左右に配置され、本尊を補佐する役割を持つ仏様や高僧を指します。本尊がその宗派の中心的な信仰対象であるのに対し、脇導師は本尊の教えを広めたり、修行の道を示したりする重要な存在として位置づけられています。
脇導師を仏壇に安置する理由は、本尊の教えをより深く理解し、信仰心を高めるためです。脇導師は、本尊の徳を称え、その教えがどのように実践されてきたかを示す存在とも言えます。宗派によって脇導師となる仏様や高僧は異なり、その選び方や配置にもそれぞれの宗派の教義が反映されています。
仏壇における脇導師の位置づけは、一般的に本尊の向かって右側に「向かって右脇侍」、左側に「向かって左脇侍」として配置されます。これにより、仏壇全体が宗派の教えを象徴する神聖な空間として完成され、日々のお参りを通じて、より深い信仰と安らぎを得られるようになります。
浄土宗
浄土宗の仏壇に掛け軸を飾る際は、まず本尊と脇導師の選定が重要です。ここでは、浄土宗におけるそれぞれの役割と、掛け軸の選び方について具体的に解説します。
本尊
浄土宗の本尊は、阿弥陀如来(あみだにょらい)です。阿弥陀如来は、現世で念仏を唱えることで極楽浄土へ導いてくださる仏様として信仰されています。掛け軸では、立像や坐像で描かれることが多く、中心に安置されます。
脇導師
浄土宗の脇導師は、通常、本尊である阿弥陀如来の左右に配置されます。向かって右側には浄土宗の開祖である法然上人(ほうねんしょうにん)、向かって左側には浄土宗の教えを中国に伝えた善導大師(ぜんどうだいし)が飾られるのが一般的です。法然上人は念仏の教えを広め、善導大師は浄土宗の教義を大成した人物とされており、両者ともに浄土宗にとって非常に重要な存在です。掛け軸では、それぞれが袈裟をまとった僧侶の姿で描かれます。
曹洞宗
曹洞宗は、坐禅を修行の中心とする禅宗の一つです。そのため、仏壇に飾る掛け軸も、坐禅の境地を示すような、厳かで簡素なものが選ばれる傾向にあります。
本尊
曹洞宗の本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)です。釈迦如来は、仏教を開いた歴史上の人物であり、その教えが曹洞宗の根本となっています。掛け軸では、坐禅を組んだ姿や、説法をしている姿で描かれることが一般的です。中央に配置し、その存在感を際立たせます。
脇導師
曹洞宗の脇導師(脇侍)は、宗派の開祖である道元禅師(どうげんぜんじ)と、その教えを広めた瑩山禅師(けいざんぜんじ)です。道元禅師は日本曹洞宗の開祖であり、瑩山禅師は曹洞宗を全国に広めた「日本曹洞宗第二祖」とされています。
道元禅師の教え | 曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET 公式ページ
掛け軸では、本尊の釈迦如来を中心に、向かって右側に道元禅師、左側に瑩山禅師を配置するのが一般的です。両禅師は袈裟をまとった僧侶の姿で描かれ、本尊を補佐し、教えを伝える役割を担います。これらの脇導師は、曹洞宗の教えの系譜と精神を象徴する大切な存在です。
臨済宗
臨済宗では、本尊と脇導師の組み合わせが厳格に定められています。禅宗の精神性を反映したシンプルな構成が特徴です。ここでは、臨済宗における掛け軸の選び方と配置について解説します。
本尊
臨済宗の本尊は、釈迦如来(しゃかにょらい)です。釈迦如来は、悟りを開き仏教を開いた歴史上の人物であり、禅の教えの根源とされています。掛け軸では、坐禅を組んだ姿や説法する姿で描かれることが多く、その静謐な姿は見る者に安らぎと内省を促します。仏壇の中央に位置し、信仰の中心となります。
脇導師
臨済宗の脇導師は、宗派の開祖や高僧が祀られます。一般的には、向かって右に栄西禅師(えいさいぜんじ)、左に無学祖元禅師(むがくそげんぜんじ)が配置されることが多いです。栄西禅師は日本における臨済宗の開祖であり、無学祖元禅師は鎌倉時代に来日し、禅を広めた高僧です。これらの脇導師は、釈迦如来の教えを伝え、広めた功績を称える存在として、本尊を補佐する役割を担います。特定の寺院や流派によっては、他の高僧が脇導師として祀られることもあります。
真言宗
真言宗の仏壇では、宇宙の真理そのものである「大日如来」を本尊とし、その教えを支え広める脇導師(脇侍)を左右に配置します。真言宗の掛け軸は、密教の世界観を表現する独特の荘厳さを持っています。
本尊
真言宗の本尊は「大日如来」です。大日如来は宇宙の根本仏であり、すべての仏の源とされています。掛け軸では、智拳印(ちけんいん)を結んだ金剛界大日如来、または法界定印(ほっかいじょういん)を結んだ胎蔵界大日如来として描かれることが一般的です。仏壇の中央に位置させ、その威厳と慈悲を表現します。
脇導師
真言宗の脇導師は、向かって右側に「不動明王」、左側に「弘法大師(空海)」を祀るのが一般的です。
- 不動明王:大日如来の教令輪身(きょうりょうりんじん)であり、煩悩を焼き尽くし、人々を救済する役割を担います。憤怒の表情で剣と羂索(けんさく)を持つ姿が特徴です。
- 弘法大師(空海):真言宗の開祖であり、日本に密教をもたらした高僧です。右手に五鈷杵(ごこしょ)、左手に数珠を持った姿で描かれることが多いです。
これらの脇導師は、本尊である大日如来の教えを私たちに伝え、実践へと導く重要な存在として、仏壇の左右に配置されます。
日蓮宗
日蓮宗の仏壇に飾る掛け軸は、他の宗派とは異なり、独自の形式を持っています。ここでは、日蓮宗における本尊と脇導師(脇侍)の選び方と配置方法を具体的に解説します。
本尊
日蓮宗の本尊は「大曼荼羅(だいまんだら)」です。これは、お釈迦様が法華経を説かれた際の霊山浄土の情景を文字で表したもので、中央に「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」の題目があり、その周りに諸仏・諸菩薩、神々が配置されています。掛け軸として飾る際は、この大曼荼羅が中心となります。
脇導師
日蓮宗の脇導師は、本尊である大曼荼羅の左右に配置されます。一般的な脇導師としては、向かって右に「鬼子母神(きしもじん/きしぼじん)」、左に「大黒天(だいこくてん)」を飾ることが多いです。また、日蓮聖人を脇導師として飾る場合もあります。鬼子母神は子授けや安産、育児の守護神として、大黒天は五穀豊穣や財運の神として信仰されています。これらの脇導師は、日蓮宗の教えを象徴し、仏壇を荘厳する重要な役割を担っています。
天台宗
天台宗の仏壇に掛け軸を飾る場合、本尊と脇導師(脇侍)には特定の決まりがあります。ここでは、天台宗における掛け軸の選び方と配置について解説します。
本尊
天台宗では、主に「釈迦如来」「阿弥陀如来」「薬師如来」が本尊として祀られます。これは、天台宗が様々な教えを包摂する宗派であることに由来します。仏壇の中央に飾る掛け軸は、宗派の教えの中心となる仏様を表すため、これらのいずれかを選びます。
脇導師
天台宗の脇導師としては、宗祖である「伝教大師(最澄)」と、中国天台宗の祖である「天台大師(智顗)」が一般的です。本尊の掛け軸を中央に、向かって右側に伝教大師、左側に天台大師の掛け軸を配置します。これらの脇導師は、天台宗の教えを伝え、広めた高僧であり、本尊を補佐する役割を担っています。
浄土真宗
本尊
浄土真宗の本尊は、西方浄土の教主である「阿弥陀如来」です。掛け軸としては、阿弥陀如来の姿を描いた仏画の他に、宗派独自の「名号」を本尊とすることが特徴です。
- 浄土真宗本願寺派(西本願寺): 本尊は「南無阿弥陀仏」の六字名号(ろくじみょうごう)または阿弥陀如来立像の掛け軸です。
- 真宗大谷派(東本願寺): 本尊は「帰命尽十方無碍光如来」の十字名号(じゅうじみょうごう)または阿弥陀如来立像の掛け軸です。
いずれの場合も、仏壇の中央に位置する最も大切な掛け軸となります。
脇導師
浄土真宗では、阿弥陀如来を本尊とし、その左右に宗派の教えを広めた祖師方を脇導師としてお祀りします。
- 浄土真宗本願寺派(西本願寺):
- 向かって右側に「親鸞聖人(しんらんしょうにん)」の絵像。
- 向かって左側に「蓮如上人(れんにょしょうにん)」の絵像。 が一般的です。
- 真宗大谷派(東本願寺):
- 向かって右側に「九字名号(くじみょうごう)」(南無不可思議光如来)または「親鸞聖人」の絵像。
- 向かって左側に「十字名号(じゅうじみょうごう)」(帰命尽十方無碍光如来)または「蓮如上人」の絵像。 が一般的ですが、本尊が十字名号の場合は右側に「九字名号」、左側に「蓮如上人」とする場合もあります。
脇導師の掛け軸は、宗派の教えの系譜を示す重要な意味を持ちます。ご自身の宗派が東西どちらの本願寺派に属するかを確認し、適切な脇導師の掛け軸を選びましょう。
掛け軸の種類:本尊、脇導師以外にもこんな種類があります
仏壇に飾る掛け軸といえば、本尊や脇導師が一般的ですが、それ以外にもさまざまな種類の掛け軸が存在します。これらは特定の宗派や状況に応じて飾られ、それぞれに深い意味が込められています。ここでは、本尊・脇導師以外の代表的な掛け軸をいくつかご紹介します。
曼荼羅
曼荼羅(まんだら)とは、仏教、特に密教において、宇宙の真理や仏の世界を絵や図で表現したものです。仏様の世界を象徴的に表しており、見ることで悟りの境地に近づくことができるとされています。
宗派によっては、本尊として曼荼羅を祀る場合もあります。例えば、日蓮宗では、お題目を中央に配した「大曼荼羅」が本尊とされます。これは、日蓮聖人が悟った宇宙の真理そのものを表していると考えられています。曼荼羅は、仏の智慧や慈悲が凝縮されたものであり、仏壇に飾ることで、その空間を清らかな仏の世界へと変える力があるとされています。
十三仏
十三仏(じゅうさんぶつ)とは、故人への追善供養を目的として、初七日から三十三回忌までの十三の法要を司る仏様たちのことです。具体的には、不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿閦如来、大日如来、虚空蔵菩薩の十三の仏様を指します。
十三仏の掛け軸は、故人の冥福を祈り、極楽浄土への導きを願うために飾られます。特に、年忌法要の際に仏壇の脇に飾られることが多く、故人がそれぞれの仏様に見守られながら旅路を進む様子を表します。また、ご自身の守り本尊として飾る方もいらっしゃいます。十三仏の掛け軸は、故人への思いを形にし、供養の心を深めるための大切な仏具と言えるでしょう。
これらの掛け軸は、本尊や脇導師とは異なる役割を持ちながらも、仏壇に飾ることで故人への供養の心を深めたり、仏教の教えをより深く理解したりするための助けとなります。ご自身の信仰や状況に合わせて、適切な掛け軸を選ぶことが大切です。
曼荼羅
曼荼羅(まんだら)とは、仏教の世界観や悟りの境地を象徴的に図示したものです。文字通り「本質を有する」という意味を持ち、仏や菩薩の集合体、あるいは宇宙の真理そのものを表現しています。
曼荼羅には様々な種類がありますが、特に密教において重要な役割を果たし、修行者が仏の世界を視覚的に理解し、瞑想を深めるための道具として用いられます。また、日蓮宗では「大曼荼羅」が本尊として祀られるなど、宗派によってその位置づけは異なります。
仏壇に曼荼羅の掛け軸を飾る場合、一般的には中央に本尊として配置されます。特に日蓮宗では、中央に「南無妙法蓮華経」の題目を記し、その周囲に諸仏、諸菩薩、諸天善神などが配置された大曼荼羅を本尊とします。他の宗派では、脇侍として特定の曼荼羅を飾ることは稀ですが、仏の世界観を表現する美術品として飾られることもあります。曼荼羅は単なる絵画ではなく、宇宙の真理と仏の智慧が凝縮されたものとして、深い信仰の対象となっています。
十三仏
十三仏とは、故人様が亡くなられてから三十三回忌までの間、それぞれの忌日を守護するとされる13の仏様のことです。不動明王から始まり、釈迦如来、阿弥陀如来、虚空蔵菩薩などが含まれます。この十三仏の掛け軸は、故人様が極楽浄土へ無事に旅立てるよう追善供養を行う際に用いられ、遺族の故人への想いを表す大切な仏具とされています。
十三仏の掛け軸は、主に年忌法要の際に飾られます。具体的には、初七日から三十三回忌までの各法要で掛け軸を飾り、故人様への供養を行います。また、普段使いの仏壇に飾ることもできますが、その場合は本尊や脇導師の掛け軸とのバランスを考慮し、最も格式の高い本尊を中央に配置し、その次に脇導師、そして十三仏の掛け軸を飾るのが一般的です。特に、宗派の本尊が決まっていない場合や、仏壇にあまりスペースがない場合でも、十三仏の掛け軸は故人様への供養の心を表現できるため、多くの方に選ばれています。故人様への深い感謝と冥福を祈る気持ちを込めて、大切にお祀りしましょう。
掛け軸の選び方:素材、サイズ、価格の目安
仏壇に飾る掛け軸を選ぶ際には、素材、サイズ、価格の3つの要素を考慮することが大切です。これらを事前に把握しておくことで、ご自身の仏壇や予算に合った最適な掛け軸を見つけることができます。
まず、素材についてです。掛け軸の多くは絹や化繊(ポリエステルなど)の布地に仏様や文字が描かれています。絹本(絹に描かれたもの)は発色が美しく、耐久性にも優れていますが、価格は高めです。一方、化繊のものは比較的安価で手軽に入手できます。最近では、特殊な加工を施した紙に印刷されたものや、金襴と呼ばれる豪華な織物で装飾されたものなど、様々な素材の掛け軸があります。
次にサイズです。掛け軸は仏壇の大きさや段数に合わせて選ぶ必要があります。一般的に、仏壇の最上段の天井からご本尊を安置する場所までの高さや、横幅を基準に選びます。大きすぎると仏壇に収まらなかったり、小さすぎるとバランスが悪く見えたりするため、購入前に必ず仏壇の内寸を測っておきましょう。仏具店では、仏壇の号数に合わせた標準的な掛け軸のサイズが用意されていますので、店員に相談するのも良いでしょう。
最後に価格の目安です。掛け軸の価格は、素材、描かれている内容(手書きか印刷か)、表装の仕立て、ブランドなどによって大きく異なります。一般的には数千円から数万円のものが多く、中には数十万円以上する高級品もあります。ご本尊の掛け軸は比較的種類が多く、脇導師の掛け軸は宗派によってデザインや数が異なるため、価格帯も幅広いです。予算を決めてから選ぶことで、選択肢を絞りやすくなります。
これらの要素を総合的に考慮し、ご自身の仏壇にふさわしい掛け軸を選ぶことが大切です。
掛け軸の購入で失敗しないための注意点
大切な仏壇に飾る掛け軸だからこそ、購入時には失敗したくないものです。ここでは、後悔のない掛け軸選びのために押さえておきたい注意点を解説します。
まず、仏具店で購入する場合とオンラインショップで購入する場合では、それぞれメリットとデメリットがあります。仏具店では実際に品物を見て触れることができ、店員に直接相談しながら宗派に合った掛け軸を選べる点が大きなメリットです。しかし、店舗によっては品揃えが限られていたり、価格が高めであると感じることもあるかもしれません。
一方、オンラインショップは品揃えが豊富で、価格も比較的安価なことが多いのが魅力です。全国の仏具店の商品を比較検討できるため、希望の掛け軸を見つけやすいでしょう。しかし、実物を見られないため、色合いや質感、素材感がイメージと異なる可能性もあります。また、信頼できるショップを選ばないと、粗悪品や偽物を購入してしまうリスクもゼロではありません。
オンラインで購入する際は、必ず信頼性の高いショップを選びましょう。具体的には、購入者のレビューや評価をよく確認する、返品・交換ポリシーが明確であるかを見る、問い合わせ窓口がきちんと設置されているかなどをチェックすることが重要です。また、商品ページに詳細な写真や説明があるか、素材やサイズが明確に記載されているかも確認ポイントとなります。
いずれの購入方法を選ぶにしても、ご自身の宗派に合った本尊や脇導師の掛け軸であるか、サイズは仏壇に収まるか、事前にしっかりと確認することが最も重要です。不明な点があれば、遠慮なく販売店に質問し、納得した上で購入するように心がけましょう。
仏壇のタイプ別 掛け軸の配置ガイド
仏壇に掛け軸を飾る際、お持ちの仏壇のタイプによって最適な配置や選び方が異なります。ここでは、主な仏壇のタイプごとに掛け軸の配置ポイントを解説します。
仏壇タイプ別 掛け軸配置ポイント
| 仏壇のタイプ | 特徴 | 掛け軸の選び方・配置のポイント |
|---|---|---|
| 唐木仏壇 | 黒檀や紫檀などの銘木を使い、木目を活かした重厚な造りが特徴です。伝統的な仏壇として広く普及しています。 | 仏壇の内部は比較的シンプルで、掛け軸を掛けるための金具(掛軸台)が用意されていることが多いです。仏壇の奥行きや幅に合わせて、本尊と脇導師の三幅対(さんぷくつい)をバランス良く配置しましょう。伝統的な柄や落ち着いた色合いの掛け軸がよく合います。 |
| 金仏壇 | 漆塗りの黒に金箔が施された、華やかで荘厳な造りが特徴です。浄土真宗で多く用いられます。 | 内部が金箔で輝いているため、掛け軸もその輝きに負けない存在感のあるものを選ぶと良いでしょう。金襴(きんらん)などの豪華な生地を使った掛け軸や、金色の刺繍が施された掛け軸が映えます。仏壇の内部空間が広く、本尊と脇導師をゆったりと配置できます。 |
| モダン仏壇 | リビングなど現代の住空間に馴染むようデザインされた、家具調の仏壇です。素材やデザインは多岐にわたります。 | モダン仏壇は、内部のデザインも様々です。掛け軸を掛けるスペースが限られている場合や、シンプルな空間を好む場合は、スタンド型の掛け軸や、宗派によっては一幅(いっぷく)のみを飾ることも検討しましょう。仏壇の色や素材に合わせて、モダンなデザインや落ち着いた色調の掛け軸を選ぶと統一感が出ます。 |
方角に関する一般的な考え方
掛け軸を飾る方角については、特定の宗派を除き、厳密な決まりはありません。一般的には、仏壇を置く部屋の中で、直射日光が当たらず、湿気の少ない場所を選ぶことが大切です。また、手を合わせる方が自然な気持ちになれる方角であれば、特に問題はありません。
仏壇の構造に合わせた飾り方
多くの仏壇では、掛け軸を掛けるための「掛軸台」や「吊り金具」が内部に備え付けられています。これらを活用して、掛け軸が傾いたり、仏壇の扉に当たったりしないように注意して飾りましょう。モダン仏壇の中には、掛け軸を置くための専用スペースが設けられているものや、壁掛けタイプのものもありますので、それぞれの仏壇の構造に合わせた飾り方を選ぶことが重要です。
もしもの時の安心を、今、あなたに。
- 株式会社ライフサポートグループは、家族葬専門の「もみじ会館」をはじめ、「早良直葬センター」「大橋直葬センター」にて、低価格で良心的な葬儀サービスを提供しております。
突然のことで心が落ち着かない、そんな時でも安心して任せられる、きめ細やかなサポートをお約束いたします。
こんなお悩みありませんか?
- 「費用を抑えて、心温まる葬儀をしたい」
- 「直葬や家族葬について詳しく知りたい」
- 「生前のうちに葬儀の準備をしておきたい」
ライフサポートグループにお任せください。
私たちは、お客様一人ひとりのご希望に寄り添い、納得のいく葬儀のお手伝いをいたします。生前契約サービスもご用意しており、お元気なうちから安心して葬儀の準備を進めることができます。
まずは、お気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お客様のお悩みに丁寧にお答えいたします。
家族葬もみじ会館] [092-477-0033] [福岡市南区高木1-16-27]
[大橋直葬センター] [もみじ会館内]
[早良直葬センター] [092-600-2632] [福岡市早良区飯倉3-1-26]
株式会社ライフサポートグループ [0120-78-1059]

お見積・